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父が交通事故「すぐに行かないと」夫と義母「先に俺たちのメシを作れ」嫁を本気で怒らせた2人の末路

  • 2026.4.4

私は30歳の会社員です。結婚後すぐに、夫と義母との3人暮らしが始まりました。
夫からは「母さんは体が弱いから、ひとりでは生活できない」と聞かされていたため、同居を受け入れたのですが――その実態は、まったく違うものでした。

実際の義母は、特に体調に問題はなさそうで、日中は家でのんびり過ごしていました。家事をすることはほとんどなく、食べたお菓子の袋もそのまま放置され、片付けはすべて私の役目に……。

予想と異なる同居生活

夫と同様、平日は仕事に出ていた私。朝から洗濯と掃除、3人分の朝食の準備までこなしていました。時間に余裕はなく、身支度も最低限で家を飛び出すような日も少なくありませんでした。

夜帰ってきてからも、残りの家事を片付ける日々。当然、独身時代と比べて睡眠時間ははるかに少なくなっていました。

そんなある朝のこと――。

「洗い物、残ってるわよ」

義母にそう言われ、「帰ってからやります」と答えると、夫が口を挟みました。

「それ、お前の仕事だろ。ちゃんとやれよ」

遅刻しそうな状況でも責められ、私は言い返す余裕もないまま家を出るしかありませんでした。

信じられない夫と義母の一言

そんな生活が続いていたある週末、1本の電話がかかってきました。知らない番号だったのですが、なんとなく胸騒ぎがして出てみると、父が交通事故に遭ったという病院からの連絡でした。

私はすぐに支度を始め、夫と義母に事情を説明。今から病院へ向かうこと、状況によってはしばらく父のもとに滞在する可能性があることを伝えました。

しかし、夫と義母から返ってきたのは予想もしていなかった言葉だったのです。

「俺たちの夕飯はどうするんだよ」

「向こうに泊まるなら、その間の私たちのごはんは?」

父の容体を気遣う様子は一切なく、関心は自分たちの生活のことだけ。私は思わず言葉を失いました。

「とりあえず、今日の夕飯だけは作ってから行けよ」

「洗濯も終わってないでしょ」

「うちに嫁いできたんだから、まずはうちのことを優先してもらわないと」

そんな言葉ばかりが返ってきて、私の中で何かが完全に切れてしまいました。気づいたときには、私はこう言っていたのです。

「今日で嫁をやめます。さようなら」

最低限の荷物だけをまとめ、私はそのまま家を出て病院へ。幸いにも父は軽症で、数日で退院できるとのことでした。ひと安心したところで、私は父にこれまでの事情を打ち明け、「もう二度と、あの家には戻らない」と心に決めて実家へ身を寄せました。

私が出した条件

それから数日後――。

夫がひとりで実家を訪ねてきました。

「今まで本当にごめん。帰ってきてほしい」

聞けば、私がいなくなった家はすぐに荒れていったそうです。洗濯物はたまり、食器も放置され、生活が回らなくなっているとのこと。

そのとき初めて、夫は家事の負担の大きさを実感したようでした。

正直、夫とやり直すことはないと思っていた私。しかし、夫が何度も何度も謝ってくるのを見て、私が出す条件を受け入れられるなら、一度だけチャンスを与えてもいいと答えたのです。

その条件とは、「家事は私と夫、義母の3人で分担すること」「私を見下すような言動を二度としないこと」の2つです。そして、私は会社員として働いており、無給の家政婦ではないこと、家事は誰か1人に押しつけるものではなく、本来家族で分担すべきものであることも伝えました。

夫は二つ返事で承諾しましたが、口約束だけでは信用できません。けじめとして、夫が納得した上で記入した離婚届を、私が預かることに。また、今後の生活ルールを明文化し、義母には本人の合意の上で、約束を破った際の対応を含めた誓約書を作成してもらったのです。

父が退院して落ち着いてから、私は夫と義母の待つ家へ。予想通り家の中は荒れていましたが、夫と義母が不慣れなりに掃除をしようと奮闘していた痕跡が見えました。

私が帰宅すると、二人はバツが悪そうにしながらも「……本当に悪かった」「ごめんなさい」と、ようやく私への態度が間違っていたことを認めました。自分たちの無力さを痛感したのか、二人の顔には、これまでになかった反省の色がありました。

一筋縄ではいかない家族ですが、少なくとも、私だけにすべての家事を押しつける歪んだ状況は解消されました。あの日、本気で怒り、家を出たことは、私たち家族が対等な関係を築き直すための、第一歩だったのかもしれません。

※本記事は、実際の体験談をもとに作成しています。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。


著者:ライター ベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班

ベビーカレンダー編集部

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