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きっかけは「新幹線から見えた“鯉のぼり”でした」5年間続けている“GWならではの習慣”に「来年作りたい」

  • 2025.5.10
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出典:photoAC(画像はイメージです)

5月5日の「端午の節句」に男の子の健やかな成長と立身出世を願って掲げられる「こいのぼり」。春の大空を悠々と、たくましく泳ぐ姿と、わが子の姿を重ねている人もいるでしょう。

ダンボールビーダマン 工作・発明(@dandanb_dama)さんが、「我が家のオリジナルこいのぼり」についてX(旧Twitter)に投稿すると1.2万いいねが集まり(2025/05/07時点)、「親の愛情が伝わります」「来年作りたい」と話題になっています。

いったいどんなこいのぼりなのでしょうか?

気になる投稿が、こちら!

一見何の変哲もない“普通のこいのぼり”に見えますが、目を凝らしてよく見てみると…こいのぼりに見えていたのは、なんとチューブ調味料!?

チューブ調味料は、スーパーや家庭によくある一般的なもの。細長く、先が細くなっているので、確かにこいのぼりの形によく似ていますね。

また、上からわさび、にんにく、しょうがのチューブで、3色のバランスもばっちり。吹き流しはチューブ調味料のパッケージを利用して作っており、こちらも形・配色ともに投稿者さんのセンスが光っています。

投稿者さんのお宅では、2021年から毎年こちらのこいのぼりを制作し、飾っているそう。手軽に作れるので、いろんなチューブ調味料を組み合わせて作ってみたくなりますね。投稿者さんに詳しいお話を伺いました。

甥っ子も、薬味こいのぼりと一緒に記念撮影

---とても面白い発想ですね!薬味こいのぼりを思いついたきっかけを教えてください。

「ゴールデンウィークに実家に帰る際、新幹線からこいのぼりが見えました。当時まだ自分には子どもはおらず、『甥っ子にこいのぼりを買ったら喜ぶかな』と考えていた際、頭の中で『こいのぼりって何か身近なところで似たものを見たぞ!』と閃いたのが、薬味チューブを使ったこいのぼりでした」

---素晴らしい発想力です。2021年から続けている理由をお聞かせください。

「実家に着いてから、早速100円ショップで材料を買い揃え作った時に、甥っ子や家族に笑って楽しんでもらえたので、X(Twitter)でポストしたところ、当時も多くの人に反応していただきました。毎年こどもの日に合わせて、薬味こいのぼりや、こいのぼりに関係する投稿をしてきました」

---多くの人に喜んでもらえていますね。薬味こいのぼりを見たご家族の反応をお聞かせください。

「実家で披露した際に最初は、『小さなこいのぼりを買ってきたの?』という反応でしたが、すぐに薬味チューブで模したものだと気がつくと、笑って喜んでくれて『アイデアが面白い!』と言ってもらえました!甥っ子も、薬味こいのぼりと一緒に記念撮影して皆で楽しみました。もちろん甥っ子には、本物のこいのぼりも用意し、楽しいこどもの日を過ごしました。今では、私の息子も毎年薬味こいのぼりを楽しみにしてくれています」

---投稿者さんご家族の恒例行事となっているのですね。

見立て遊びは、子どもが本当に好きですよね

こちらの投稿には、さまざまなコメントが寄せられていました。

将来食べ物に困ることがないように、という親の愛情が伝わります
こういう見立て遊びは、子どもが本当に好きですよね。特に、これは口の円形状、胴体からしっぽにいたるまで、3Dで完璧 こうして日々の生活を楽しむ姿勢が身に付けば生きていけるし、いい親になる。親の願いでもあります
小さいサムネで見たら何も違和感なく、普通の鯉のぼりじゃん、と思って見ました
可愛いですね、一番上の吹き流しも!
来年作りたい
僕も作りたい!と息子が真似してました
ありがとうございました

最近は、室内用のミニチュアこいのぼりも人気です。日用品を活用し、手軽に季節の行事を日常に取り入れてみるのもいいですね。



取材協力:ダンボールビーダマン(@dandanb_dama)さん