ゾロとサンジは最強なのはどっち？『ONE PIECE』もしも２人が戦ったら…【徹底比較】

麦わらの一味の“両翼”とされるゾロとサンジ。
仲間として共に戦ってきた2人だが、もしガチンコで戦ったら勝つのはどちらなのか――
今回はゾロとサンジのスペックや戦闘スタイルを比較しながら振り返っていきたいと思います。

※この記事は『ONE PIECE』コミックス第111巻までのネタバレを含みます。

ゾロの強さ：覇王色とゴリ押しの剣士スタイル

ゾロは、常に剣士としての実力を磨き続けてきました。
ワノ国編ではカイドウとビッグ・マムを相手に戦い、最終的には百獣海賊団のキングを撃破しました。

しかもキングとの戦いでは、覇王色の覇気をまとった斬撃を習得し、明確な“格上”へと成長を遂げました。

筋力や耐久性に加え、ゾロの武器である「閻魔」はカイドウに唯一傷を与えた伝説の刀です。
攻撃の重さと一撃の破壊力では、麦わらの一味でも随一と言えるでしょう。

方向音痴や、やや無鉄砲な性格も含めて、まさに“力で道を切り開く男”の象徴です。

一方のサンジは、ワノ国編でジェルマの血統因子が発現し、身体に“外骨格”が形成されました。
これによって防御力が格段に上昇。
さらに、もともと高かったスピードは人間離れした域に突入し、キングやクイーンといった幹部相手にも互角以上に立ち回りました。

また、サンジの戦い方はゾロとは異なる“頭脳で道を切り開く戦術型”なのです。
相手の能力や性格を冷静に読み、的確な一撃を加えるスタイルを得意としています。
何より戦闘後に、骨が折れてしまってもピンピンしているあたり、タフさも異常なレベルです。

正面からぶつかれば、やはりパワーと覇気に優れたゾロが有利でしょう。
しかし、サンジはスピードと機動力に長けており、ゾロの攻撃をかわしつつ反撃のチャンスを狙えます。

さらに注目する弱点としては、ゾロの方向音痴でしょうか。
サンジがその弱点を突いて戦場をうまくコントロールすれば、“ゾロを撒いて迷子にさせ不意打ちで勝利してしまう”なんて戦術すら成り立ちそうですよね。

また、ゾロは戦闘後に寝込む描写が多いですが、サンジは酷い怪我を負いながらも、すぐに復活します。
戦後のタフさでも、意外とサンジが勝っているのかもしれません。

余談ですが、チョッパーとの関係性ではゾロが明らかに上です。
ゾロはチョッパーに治療されるたびに感謝し、信頼も非常に厚いです。
一方のサンジは、チョッパーを非常食として扱っているため、微妙な雰囲気を醸し出していたことがあります。

もちろん、これはあくまでネタとしての比較ですが、仲間との絆の深さも、戦いの結果に一役買う要素になるかもしれません。

ゾロとサンジの勝負は、単純な強さだけでは測れません。
剣士としての覇気と破壊力を誇るゾロ、スピードと戦略性で翻弄するサンジ――もし2人が本気で戦ったら、状況によってはどちらにも勝機があるといえるでしょう。

ゾロが斬るか、サンジが蹴るか。
この2人の実力が本気でぶつかる日が来るかどうかは分かりませんが、ファンとしては妄想するだけでも十分ワクワクしてしまいますね！

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