美容医療級のハリ肌を叶えるには、ハイライト&ローライトの塗り分けがカギ。使う順番も超重要！

まるで美容医療を受けたかのような理想の肌に仕上げて、「たるみ」悩みをなかったことに！ そんな嘘のような本当のテク、長井かおりさんに教えてもらいました。

毛穴 くすみ たるみに、テクニックで挑む！長井かおりさんの美容医療級ベースメイク

明確な理論と取り入れやすいテクでメイクの可能性を広げてくれる！ YouTube「おしゃべりメイクBOX」も人気。

たるみ対策

リフトアップや注入系施術を受けたようなパンとしたハリ肌に見せるには、狙ったスポットへ的確に攻める“ハイライト＆ローライト”を。コントラストでメリハリのある肌に。

＼塗り分けMAP／

ハイライトの光で持ち上げる

白いハイライターで光を集めて肌をふっくら。上写真マップのパープルの線を参考に、肌にツヤを集めたいところ、注入施術をしたいエリアなどを目安に狙いを定めて！

1 頬骨の上、目の下の盛り上がりゾーンに、勾玉状にハイライトをON。指に取りトントンと広げる。

2 小指にハイライトを取り、目頭のすぐ下にちょんとのせる。指で弾くように、軽く置くのがコツ。

3 上唇の山と、顎のふくらみ部分にも小指で少量のハイライトをON。②と同様に軽くのせる。

4 こめかみゾーンには指に残っている量でハイライトをぼんやり広げる。淡めで自然なハリ感に。

5 少量のハイライトを指に取り、鼻先と鼻の付け根にもちょこっとON。点でのせ、光を集めて。

白系でパーンとした肌印象にコントロール。ヴィセは2色をMIXして使用。Aヴィセ カラーデュオ トリック コンシーラー 08 2.5g ￥1210（編集部調べ）／コーセー（一部店舗、オンライン限定品） Bスキンリフレクト カラーコレクター 002 6.5ml ￥3850／アディクション ビューティ Cカネボウ デザイニングカラーリクイド 05 SPF4・PA+ 5.6g ￥3300／カネボウインターナショナルDiv.

ローライトの影で引き締める

顔の中で“緣（へり）”となる部分に、狭い範囲でシェーディングを。顔をコケさせたくないので、必要以上には広げないのが大切。肉眼では“利いてる？”くらいの薄さがベスト濃度。

1 エラから顎の手前まで、フェイスラインに沿ってライン状にAのシェーディングをすべらせる。

シェーディングはタテにぼかす

2 フェイスラインのすぐ下にもライン状にシェーディングを。①と同様に指でぼかして。

3 おでこの生え際の“M字”に凹んでいる部分にもシェーディングをON。小顔印象に見せてくれる。

4 ノーズシャドウのエリアにもON。指先に取り、眉頭から鼻筋の上1/3へライン状に伸ばして。

5 鼻先のシェーディングは小さいブラシで。小鼻上にV字状にのせ、鼻先のすぐ下にも細くのせる。

6 ⑤でブラシに残った量で、下唇の中央下のくぼみにもON。影を強調することで、ハイライトが利く。

濃すぎず、薄すぎずのグレイッシュブラウンに発色するシェーディングを使用。やりすぎ感がなく、たるみ印象を引き締めてくれる。Aカネボウ シャドウオンフェース リミテッドサイズ ￥4400／カネボウインターナショナルDiv.（限定品） Bルナソル コントゥアリングスティック 01 ￥3300／カネボウ化粧品 Cセザンヌ シェーディングペンシル 01 ￥660／セザンヌ化粧品

Nagai's Makeup point

今どきはポイントメイクを終えてからハイ&ローライトを入れる

「このハイ＆ローライトは、すべてのポイントメイクが終わった後にプラスするのが正解。ポイントメイクがあることで、本当にハリが足りない部分、引き締めたいパーツがわかりやすくなります。ベースメイクの段階だと手を加えたい部分ばかりが目につき、やりすぎてしまう可能性が」

ヘルシーなハリ感もシャープさも、長井かおりテクなら自在

MAQUIA 5月号
撮影／峠 雄三（モデル） 岩城裕哉（物） ヘア&メイク／長井かおり〈MAKEUPBOX〉 スタイリスト／ミク モデル／小川李奈 取材・文／松井美千代 構成／山下弓子（MAQUIA）
ワンピース ¥17000／バナナ・リパブリック ピアス 各¥69300、ネックレス（小チャーム） ¥161700（リトル エンブレム）、イヤカフ ¥90200、ネックレス（大チャーム） ¥188100、リング ¥277200（e.m.）／e.m. 青山店
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