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入学式翌日、息子が校長室へ直談判!?「僕が部活を作ります」慌てる母だったが → まさかの展開に、涙

  • 2025.4.8

筆者のママ友K子さん夫婦は、大のゲーム好き。ひとり息子のKくんが幼いころから、家族でテレビゲームを楽しむのが日常でした。Kくんは高学年になると近所のプログラミング教室に通い、自分でゲームを作るほど、好きなことに熱中しやすい性格に。そんな男の子が起こした素敵なエピソードをご紹介します。

画像: 入学式翌日、息子が校長室へ直談判!?「僕が部活を作ります」慌てる母だったが → まさかの展開に、涙

校長室に直談判する息子

中学生になったKくんは、入学式のときに配布された部活動一覧を見てガッカリ。

運動部の他に、文化部は吹奏楽部と合唱部しかなく、どれもKくんにとって興味のない部活しかなかったかったためです。

そこで翌日、Kくんは校長室に乗り込み「入りたい部活がないので、僕が『プログラミング部』を作ります」と直談判!

K子さんは帰宅した息子からこのことを聞かされ青ざめて、すぐに学校へ行き「ご迷惑をおかけして申し訳ないです」と校長と担任に謝罪しました。

校長と先生のサポートに感謝

すると校長は「入学式の次の日に校長室に来て『部活を作る!』なんて言い出す子は初めてですよ。元気があっていいじゃないですか」と言ってくれたのです。

その後Kくんは、部活動担当の先生と顧問は誰にするか、どのように活動していくのかを話し合い、半年後ついにプログラミングサークルができました。

プログラミングサークルが大切な居場所に

それから3ヶ月後の参観日、K子さんはある保護者から「うちの息子、不登校だったんですが、プログラミングサークルができてから、サークルの日だけは学校に来られるようになったんです。Kくんがサークルを作ってくれたおかげです! 本当にありがとうございます」とお礼を言われました。

K子さんは突然の出来事にびっくりし「とんでもないです」と恐縮しっぱなしでした。

その後、先生からも「実はプログラミングサークルが大切な居場所になっている子が何人もいるんですよ」と教えてもらいました。

息子の成長に母も嬉し泣き

Kくんは小さいころから興味があることにはすぐに飛びつく猪突猛進タイプの男の子で、正直K子さんも呆れていました。

しかし今回、息子によって救われている生徒さんがいることを知り、思わず嬉し泣きをしたそうです。

私たち親世代は、子どもたちの夢や目標を尊重してしっかりサポートしたいですね。

【体験者:40代・女性会社員、回答時期:2025年3月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:広田あや子
教育関係のキャリアを経て、ライターに転身。実体験に基づく記事は、「真実は小説より奇なり」を痛感し、体験者へのヒアリングを通じての執筆に特化。プレママ・ママを対象としたサイトを中心に執筆し、特に義実家トラブルネタを得意とする。

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