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結婚後1年で余命宣告、死別、再婚… 「お母さん業としても満点取れないし…」シングルマザーで2児を育て上げた一流女優の葛藤

  • 2025.5.11

母として子育てをしながら、さまざまな作品に出演する人気女優。今回は、そんな母としても奮闘する名女優5名をセレクトしました。

本記事では第5弾として、大竹しのぶさんをご紹介します。

※本記事は、筆者個人の感想をもとに作品選定・制作された記事です
※一部、ストーリーや役柄に関するネタバレを含みます

母としても奮闘する名女優・大竹しのぶの経歴

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(C)SANKEI
  • 主な出演作品:ドラマ『水色の時』、ドラマ『男女7人夏物語』など

経歴

1973年、ドラマ『ボクは女学生』の出演者を決める一般公募に応募した大竹しのぶさん。そのオーディションに見事合格した大竹さんは、同作で芸能界・女優デビューを果たします。

大竹さんは、1982年にテレビディレクターの服部晴治さんと結婚し、1985年に第1子となる長男が誕生します。しかし、結婚から1年後に服部さんのがんが発覚し、余命は1年と医師から告げられたと言います。そして、数年の闘病を経て1987年に逝去。あまりの辛さに「私はもう2度と男のことを好きにならない」と泣きながら清水ミチコさんに電話をしたのだとか。バラエティ番組では、「5年でいっちゃったけど、私は10年分も20年分も、もっともっと愛されていました」と当時を振り返っています。

その後、1986年放送のドラマ『男女7人夏物語』で共演した明石家さんまさんと再婚します。1989年に第2子となる長女・IMALUさんを出産したものの、1992年に離婚。その後は、シングルマザーとして育児と女優業を両立しながら、さまざまな作品に出演しています。

恋愛模様に胸キュン!大竹しのぶの出演作・ドラマ『男女7人夏物語』

大竹しのぶさんの代表作といえば、明石家さんまさんとの共演作ドラマ『男女7人夏物語』。 2003年9月29日~2004年3月27日に放送された本作は最高視聴率31%超えという驚異的な数字を記録し、トレンディドラマの先駆けとして人気を集めました。本作の終了後、ドラマ『男女7人秋物語』という続編も制作されています。

本作の見どころは、大竹さん演じる神崎桃子とさんまさん演じる今井良介の恋模様です。最悪の出会いをした後に、運命的な再会を果たした2人が徐々に惹かれていく様子は、まさにトレンディドラマというべきドラマティックな展開で胸がキュンキュンします。また、“お笑い怪獣”ことさんまさんと大竹さんの掛け合いも注目ポイント。さんまさんが出演している強みが活かされた、笑いあり涙ありのストーリーです。

大竹さん演じる桃子のキャラクターについて「秋物語でもムカつく奴だったけど最初からうざい女だったのね」「改めて見ると桃子、嫌いなタイプだわ。自分のわがままで周りを振り回す」と苦手意識を感じる声も一部であったようですが、「大変やけど現実に居たら好きになると思う」「桃子めっちゃかわいい」「桃子が可愛くて大好きだった」と絶賛する声も多くありました。

子育て中に感じた苦労とは…大竹しのぶの今後の活躍にも要チェック!

2025年2月23日放送のバラエティ番組『突然ですが占ってもいいですか?』に出演した大竹しのぶさんは、子育て中の苦労について話す場面がありました。「大変でした、やっぱり。温かい物を温かいうちに食べられなかったし、睡眠時間がまず減ったから」「お母さん業としても満点取れないし、女優さんとしても満点取れないっていうのがずっと続いていた」と、当時感じていた悩みを吐露しています。

子育ても終了し、ベテラン女優として名を馳せる大竹しのぶさんの今後の活躍に期待が高まります


ライター:天木拓海
映画・アニメ・ドラマなど、エンタメ作品を観ることを趣味としているライター。エンタメ関連のテーマを中心に、作品考察記事/コラム記事などを手掛ける。

※記事は執筆時点の情報です