「開始後30分で観るのをやめた」脱落者が続出する異例事態…人気女優「やったことがなかった」覚悟の一作とは？

2025.5.11

映画には、観た人の心に強烈なインパクトを残す"どんでん返し"の名作があります。今回は、そんな衝撃のラストで話題を呼んだ映画を5つセレクトしました。本記事では第4弾として、『ルームメイト』をご紹介します。次々と起きる不可解な事件、親友だと思っていた人物の裏の顔、そして最後に明かされる衝撃の真実とは…。

※本記事は、筆者個人の感想をもとに作品選定・制作された記事です
※一部、ストーリーや役柄に関するネタバレを含みます

運命の出会いが招いた、恐怖の同居生活

タイトル：映画『ルームメイト』
公開日：2013年11月9日
主演：北川景子・深田恭子

派遣社員として働く萩尾春海（北川景子）は、交通事故で病院に運ばれた際に看護師の西村麗子（深田恭子）と出会います。親身に寄り添い、優しく接してくれる麗子の存在は、不安定な日々を送る春海にとって大きな心の支えとなりました。退院を迎えた春海は経済的な困難を抱えていましたが、麗子からルームシェアの提案を受け、勇気を出して新たな生活へと踏み出します。

共通の趣味や好みを持つ二人はすぐに打ち解け、穏やかで楽しい日々を過ごしていました。しかし、時が経つにつれて麗子の言動には不可解な点が目立ち始め、春海の周囲では次々と奇妙な出来事が起こるように…。さらに事態を複雑にしたのは、麗子とそっくりの女性「マリ」の出現。彼女の登場により、春海はいっそう深い混乱の渦に巻き込まれていくのでした――。

W主演・人気女優同士の『禁断のキス』

本作は人気女優の北川景子さんと深田恭子さんがW主演を務め、公開前から大きな話題となりました。特に注目を集めたのは二人のキスシーン。インタビューで北川さんは「恭子ちゃんとキスできるなんて、胸が高まりましたね」「いざ撮影が始まると、恥ずかしかったですけど。感触ですか？柔らかかったと思います」と、照れ笑いをしながら語っています。

それを受けて深田さんも「私たちよりスタッフさんの緊張がすごかった。もちろん、感触は柔らかかったですよ」と笑顔で応えました。

北川さんと深田さんのキスシーンを観た視聴者からは「深田恭子と北川景子のキスシーンとかみんな心掴まれるだろ…」「深田恭子と北川景子のキスシーン美しすぎて…」と驚きと称賛のコメントが多数ありました。

「見てて怖かった」…共演者が語る"仲良し女優陣"の恐るべき豹変ぶり

視聴者を震撼させたのは、物語中盤の犬鍋シーン。多くの人が「目を瞑ろうかと思った」と語るほどの衝撃的な残虐描写に、SNSでは悲鳴のような反応が続出しました。

また、深田恭子さん演じる麗子の殺害シーンは地元のトンネルでロケが行われましたが、こちらも想像以上の過激さだったようです。

そんな強烈なシーンが続く中、北川景子さんは返り血を浴びるシーンについて「もっと血糊かけちゃって！という感じだった」と語り、過激な撮影をも新鮮に感じていたようです。

共演した高良健吾さんは「すごく仲良く話してたのに、本番ではバチバチやって、終わったら『大丈夫？』って。怖いな～と思いました」と、女優陣の驚くべき演技の切り替えと現場の和気あいあいとした雰囲気を明かしています。

伏線回収の神業！予想を裏切る展開に戦慄

本作については「無理。こわすぎ。途中でやめた」「怖くて速攻やめた」「開始後30分で観るのをやめた」といった視聴者の声も聞かれますが、「深キョンと北川景子を1度に見れる豪華さ」「これは最後まで観て欲しい。そうきますか！というサイコホラー」「物語に吸い込まれる感覚がたまらない。各所に散りばめられた伏線の回収も見事」といった高評価の声が多数上がっています。公開から時間が経った今でも、映画ファンの間で「観るべき一本」として語り継がれている作品です。

北川景子さんが同作のオファーを受けた際の心境について「どんなスケジュールでも引き受けたい作品だった。断る理由が見つからなかった」と明かすほど思い入れのある作品。「これまでやったことがなかった」役柄だったからこそ強い興味を抱いたそうです。

そんな映画『ルームメイト』ですが、今邑彩さんの小説が原案としてありつつも、「原案」と表記されているように、映画はオリジナルの設定や展開を多く取り入れています。

単なるホラー映画ではなく、多重人格という心理的テーマを扱ったストーリーも人気の秘密。隠された記憶と人格の闇、そして物語の中で明かされる衝撃的などんでん返し。観る者を震撼させる本格派心理サスペンス映画です。

まだ、映画『ルームメイト』を観たことがない方は、この機会にぜひチェックしてみてください！

※記事は執筆時点の情報です