1. トップ
  2. 『ONE PIECE』絶体絶命!ガープのヤバイ最後…白ひげの二の舞となる未来

『ONE PIECE』絶体絶命!ガープのヤバイ最後…白ひげの二の舞となる未来

  • 2025.5.7
undefined
出典元:photoAC(※画像はイメージです)

バラエティ豊かなキャラクターが多数登場するマンガ『ONE PIECE(ワンピース)』。ルフィをはじめ“悪魔の実”の能力者たちが大活躍しますが、中には“悪魔の実”の「非」能力者でありながら、圧倒的な強さを誇る者たちがいます。その一人が、ルフィの祖父でもある、海軍の英雄にして海軍中将の「モンキー・D・ガープ」です。そんなガープは現在、海賊島「ハチノス」にて大ピンチを迎えています。

今回は「絶体絶命のガープ!最後は白ひげの二の舞!?」の考察をご紹介します!

※この記事は111巻までのネタバレを含みます。

ガープの現在

現在、海賊島「ハチノス」で、海軍の「モンキー・D・ガープ」は、絶体絶命の大ピンチを迎えています。

かつて”ゲンコツのガープ”と恐れられたその拳は、確かに「黒ひげ海賊団」に痛烈な一撃を与えました。それでも、シリュウの不意打ちや、青キジの強さによって、ガープは重傷を負わされ抑えられ、ついに捕えられてしまいました

そして読者たちは、今、恐ろしい未来を予感しています。それは、ガープが、2年前のマリンフォード頂上戦争の白ひげと、同じ結末を迎えるのではないか?…という事です。

ガープと白ひげ

マリンフォード頂上戦争で、白ひげは圧倒的な力を持ちながらも、「老(おい)」には勝てず、さらに海軍の戦力や、パシフィスタ、王下七武海、仲間の裏切りに苦しめられ、最後には黒ひげ海賊団によって「命」も、そして「“悪魔の実”の能力」まで奪われてしまいました

かつては誰もが恐怖し、誰もが敬意を払った大海賊「白ひげ」。そんな2年前の「彼の死」は、世界に大きな衝撃を与えました。そして今、白ひげと同じ時代を生きた「ガープ」も、同じ結末を迎えかねない状況にあるのです。

白ひげとガープ、2人は「海賊」と「海軍」で“立場”が真逆のように見えますが、白ひげは四皇で、2年前の「海賊の王者」。そしてガープは、自分で決めた道だけを突き進む「おれの正義」を掲げる、海軍一の自由人で「海軍の英雄」。そんな2人には決定的な共通点があったのです。それは「愛する者を守るために、命を懸けられる」事です。

白ひげはエースを救うため、すべてを投げ打って「マリンフォード」に乗り込みました。そしてガープも、コビーという若き海兵を救うため、海賊島「ハチノス」に文字通り殴り込みました。

愛する者を救うために、「無謀」とも呼べる戦いに身を投げ出した2人は、実は、同じ「精神」を持っていたのです。そしてその「無謀」こそが、白ひげが命を落とした最大の理由だったのかもしれません。

「愛する者を救いたい!」その一心が、白ひげを死へと導いてしまった。実はこれは、エースがルフィを赤犬から守った気持ちとも共通していて、だからこそガープも、白ひげや、エースと同じ未来を歩んでしまう、つまりこのあと命を落とす可能性が高いのです。

黒ひげの存在

さらに注目すべきは、ガープが脱出する際に、目の前に立ちはだかる「黒ひげことマーシャル・D・ティーチ」という存在です。

黒ひげは、かつて白ひげ海賊団のメンバーでありながら、サッチを手にかけ「ヤミヤミの実」を奪い、エースをインペルダウン送りにし、さらに白ひげを自らの手で殺した、白ひげ海賊団の「裏切り者」なのです。黒ひげは一切の情を持たず、自らの欲望のためなら、どんなに尊敬していた相手すらも利用し、葬り去る。尾田先生いわく「THE 海賊」的存在。それが黒ひげなのです。

そして今、その黒ひげが、かつての白ひげにした事と同じように、海軍の英雄“ガープ”に牙をむき、その身柄を利用しようとしているのです。四皇にまで上り詰め、世界政府をも敵に回した黒ひげにとって、「ガープを倒す」という行為は、世界中への宣戦布告であり、新たな時代を切り開く“象徴的な事件”の幕開けにすぎないのかもしれません。

もしかしたら黒ひげは、白ひげを殺し、ガープを殺し、世界に告げるのかもしれません。「もう、旧時代の英雄たちは死に絶えた!そいつらを殺した者の時代。つまりおれの時代だ!」と…。

白ひげが死の間際、エースを失った絶望の中で、それでも「誰かが受け継ぐ」未来を信じたように。ガープもまた、命をかけた最後の行動によって、次世代の海軍コビーたち「若き海兵」に、そして同じ「Dの意志」を持つ、四皇まで上り詰めた孫のルフィに”意志”を託すかもしれないのです。

しかし、だからこそ、ガープはこのあと死ぬ可能性が非常に高いのです。

まとめ

今回は「絶体絶命のガープ!最後は白ひげの二の舞!?」をご紹介しました。

「自由を愛する」ガープの本質は、まさに”海軍版ジョイボーイ”のような存在だったはずです。その意志はコビーに、そしていずれルフィたちにも伝わるはずなのです。白ひげの死が「大海賊時代」をさらに加速させたように、ガープの死が「新しい時代」をさらに加速させ、最終戦争のきっかけになるのかもしれません。

個人的には、ガープには生きていて欲しいですが、ガープの未来がどうなるのか、今後の展開を楽しみに待ちましょう!


※記事内の画像はイメージです。
※当記事は、投稿者の許諾をいただいた上で記事化しております。

出典:「ゆっくり考察クリーム」
参考動画:【驚愕‼️】ガープ大ピンチ!実はエッグヘッドの敗者が全員〇〇!丸2年の結末と次にヤバイヤツの伏線3選!面白い考察【ワンピースのヤバい雑学】【ONE PIECE FILM RED】麦わらの一味の幹部ゾロ