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「万博だと思ったのに…」公園からの“目を疑う注意喚起”に「ネタですか?」

  • 2025.5.1
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出典:PIXTA(画像はイメージです)

大阪・関西万博の開催で盛り上がる中、ある公園からの切実な注意喚起が話題を集めています。1970年の大阪万博跡地にある「万博記念公園」が「当園は2025年万博の会場ではございません」と呼びかける理由とは?SNSではこの投稿に対し「マジで間違える人がいるの?」と驚きの声が上がっています。今回は、この予想外の注意喚起に対する反響をご紹介します。

「万博の会場ではございません」

大阪府吹田市にある「万博記念公園」は、1970年に開催された大阪万博の跡地として多くの人に親しまれてきました。しかし近年、2025年大阪・関西万博の開催が近づくにつれ、ある勘違いが増えているようです。

その内容が、こちら!

当公園「万博記念公園」(大阪府吹田市)は、1970年大阪万博の跡地に作られた公園です。2025年大阪・関西万博の会場ではございません。2025年大阪・関西万博(EXPO 2025 OSAKA, KANSAI)は、大阪市此花区・夢洲(ゆめしま)にて開催されています。お間違えのないよう、十分にご確認ください。

※出典:当公園に「大阪・関西万博」会場と間違えて来られるお客様が大変多くなっています(2025年4月30日) | 万博記念公園

なんと、1970年の万博会場『万博記念公園』に2025年の会場『夢洲』駅と勘違いして来場する人が後を絶たないそう。

同公園は「当公園『万博記念公園』は、1970年大阪万博の跡地に作られた公園。2025年大阪・関西万博の会場とは全く別の公園であるものの、名前に「万博」が入ることから、混同してしまうケースがあるようです。

戻るのには1時間20分かかる大移動

この注意喚起に対し、SNS上では「ネタじゃなく、マジで間違えてる人が多発してる?」「海外から来られる方とか間違えそうだな」といったような反応が寄せられています。

もし実際に万博記念公園に誤って訪れてしまった場合、本来の2025年万博会場である夢洲までの移動はどれほど大変なのでしょうか?

乗り換えアプリで計算してみたところ、仮に12:48分にモノレールで万博記念公園駅を出発した場合、乗り換え2駅を経て、夢洲駅到着は14:02分になりました。なんと、1時間20分もの大移動となってしまうのですね…!

  • 所要時間:1 時間 20 分
  • 運賃(合計):¥871
  • 出発:12 : 48 万博記念公園駅
  • 到着:14 : 02 夢洲(大阪市此花区)

観光客にとっては、せっかくの万博観覧の時間が大幅に削られてしまうことになります。こうした事態を未然に防ぐためにも、公園側の注意喚起は理にかなったものと言えるでしょう。

まとめ

「万博記念公園」と「2025年大阪・関西万博会場」の混同を防ごうとする注意喚起。

名称の類似性から生じる誤解を防ぐ取り組みは、特に海外からの観光客にとって重要なものと言えるでしょう。万博開催に向けて盛り上がる一方で、このような親切な情報発信は訪日観光客にとっても大きな助けとなりそうです。

みなさんも、2025年大阪・関西万博に行く際は、会場が「夢洲」であることをしっかり確認してから出かけましょう。せっかくの万博体験が、思わぬ場所での迷子時間にならないように気をつけたいものですね。