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新幹線で「近くに子連れが来たら正直最悪」GW、親はどう対処すべき?JR東海が導き出した“答え”

  • 2025.4.29
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出典:photoAC(画像はイメージです)

最近、SNS上で「新幹線や飛行機などで近くに子連れが来たら正直最悪」という投稿が話題になっています。この投稿では、子どもを連れて電車や新幹線、飛行機に乗ることへの不安や、周囲からどう思われているかという心配の声が上がっていました。

コメント欄では「分かる〜」という賛同の声が多く見られ、子どもを持つ親としては「どれだけ気を使えば良いのだろう」と悩んでしまう状況のようです。そこで今回は、この話題に関するさまざまな意見を紹介しながら、JR東海が実施している「お子様連れ車両」という取り組みについても触れていきたいと思います。

子連れ乗客への本音あれこれ

この話題に対して、正直に「迷惑」と感じる人たちの意見も少なくありません。SNS上では以下のような声が見られました。

  • 飛行機も新幹線も高い席を買って子連れを避けてる。
  • 場に合わない音量の声、泣き声、スマホ見せて放置、すべて迷惑。親が注意する人ならまだ我慢できる。
  • 新婚旅行の道中で赤ちゃんが夜泣きして全然眠れなかった。
  • 子どもは手がかかる生き物で泣いたり騒いだりは子どもの特権。とはいえ、親はしっかり子どもを見て最善の努力をするべき。

こうした声を見ると、子連れでの移動に対して厳しい視線が向けられているのは事実のようです。特に長時間の移動となる新幹線や飛行機では、周囲への配慮が強く求められる傾向があるようですね。

「親の対応」が鍵?問われる保護者の姿勢

一方で、子ども自体よりも「親の対応」に焦点を当てた意見も多く見られました。

  • 子どもが近くでもなんとも思わない。親の態度や言動にイラッとすることが多い。
  • それなりに親が対応していれば問題ない。タブレットの音量を気にしない親、座席を蹴るのを放置する親、泣く赤ちゃんをあやさない親にイライラする。
  • 子どもは騒ぐし仕方ないが、親がどう対応するかが重要。子どもを注意しない、叱らない、放置する親に腹が立つ。

これらの意見からは、子どもの行動そのものよりも、それに対する親の対応が周囲の印象を大きく左右していることがわかります。子どもが騒いだり泣いたりするのは仕方がないことですが、親がきちんと対応しているかどうかが重要なポイントとなっているようです。

「お子様連れ車両」で解決?JR東海の新たな取り組み

こうした議論がある中、JR東海では「お子様連れ車両」という取り組みを実施しています。東海道新幹線では、4月26日、27日、29日、5月2日〜6日の期間限定で、小さなお子様連れのご家族向けの専用車両を設定。この車両では、お子様の声や動きを気にせず、家族で楽しく移動できる空間を提供しています。

この取り組みは、子連れの家族にとっては「周囲に迷惑をかけるのでは」という心配から解放され、一般の乗客にとっては「静かな環境で移動したい」というニーズに応えるという、双方にメリットのある解決策と言えるでしょう。

同様の取り組みは他の鉄道会社でも検討されており、家族連れの移動と一般乗客の快適性を両立させる試みとして注目を集めています。

まとめ

新幹線や飛行機での子連れ移動をめぐる議論からは、お互いの立場を理解し合うことの大切さが見えてきます。子どもを持つ親は周囲への配慮を心がけ、周囲の人々も子どもの成長過程における行動を温かく見守る視点も必要かもしれません。

JR東海の「お子様連れ車両」のような取り組みは、そうした互いの思いやりを形にした一例と言えるでしょう。今後も、さまざまな立場の人々が心地よく公共交通機関を利用できる環境づくりが進むことを期待したいですね。

あなたは子連れでの移動について、どのように考えますか?ぜひ、あなたの意見も聞かせてください。