朝ドラとは思えない…“間一髪シーン”に反響の声続出「CGだよね？」「ヒヤヒヤする」

今田美桜がヒロインを務めるNHK連続テレビ小説『あんぱん』の第4週「なにをして生きるのか」第17話が、4月22日に放送された。

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汽車に轢かれそうになる嵩を草吉が救出する“ミッションインポッシブル”なシーンに反響

のぶ（今田美桜）は勉強のため柳井家を訪れるが、約束していた嵩（北村匠海）の姿が見当たらない。嵩は線路沿いを歩きながら、昨晩聞こえてきた寛（竹野内豊）と千尋（中沢元紀）の会話をを思い出していた。線路に耳をつけ、遠くから響く汽車の音を聞く嵩。通りがかった草吉（阿部サダヲ）は、汽車が近づくのにぼんやりしている嵩を助ける。線路の外に呆然と座った嵩は、「こんな情けねえ俺！ もうやだよ！ やだやだ！ うわ〜！」と叫んだ。

草吉に助けられ、汽車に轢かれそうになるのを間一髪逃れた嵩。“朝ドラ受け”で知られる『あさイチ』では、博多大吉が「ギリギリすぎるでしょ」と話題にあげると、華丸も「もっと手前で引っ張るべきでしょ。あんな“ミッションインポッシブル”じゃなくていいんですよ」と、コメントを付け加えた。

SNSでは「朝ドラとは思えぬ、ド迫力映像」「汽車はCGだよね？」「そんなことしたらあかんよー！」「ヒヤヒヤするシーン」といった反響の声が寄せられている。

嵩と千尋が本音をぶつけ合う、切ない兄弟喧嘩

草吉に子どものころの千尋との思い出を語る嵩。同じ頃、部屋で嵩を待っていたのぶは、千尋から幼い頃に嵩と物部川を泳いだ時の思い出を聞いていた。千尋が溺れそうになると嵩が一生懸命励ましてくれて、2人で川を渡りきったこと。体も気も弱かった千尋は、「あの時から強うなった気がするがよ」と言って、「兄貴のおかげや」と続けた。一方の嵩は、守らなきゃと思っていた千尋に立場を逆転されてしまったことを草吉に話していた。それはまるで幼い頃一緒に遊んだシーソーのように。

夕方、どこに行っていたのかと問う千尋に嵩は自嘲めいた物言いで答え、ついには取っ組み合いの喧嘩になってしまう。困ったしん（瞳水ひまり）が朝田家に助けを求めると、のぶが柳井家に駆けつけた。激しい口論の末に、嵩は千尋を殴ってしまう。「兄弟でも、月とスッポンだもんな！胸の中じゃ、こんな兄貴、いなくなればいいと思ってんだろ！」と言い放った嵩の頬を打ち、のぶは「あんたは千尋くんの気持ち、ひとっちゃあ知らん。誰が一番近くであんたのことずっと見てきたと思っちゅうがで。あんたなんか、たっすいがーのスッポンじゃ！」と言い捨て、その場を去っていった。

“朝ドラ受け”でも、鈴木奈穂子アナウンサーが「兄弟、本音をぶつけ合うのもいいんじゃないですかね。スッキリしたところもあるし」とコメントしており、SNSでは「お互いを想っているからこそのすれ違いが辛い」「ビンタしたシーンにはビックリ」「涙堪えるのに必死だった」といった声が寄せられている。

NHK 連続テレビ小説『あんぱん』毎週月曜〜土曜あさ8時放送
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