上司「ペットが亡くなったくらいで休むな！」投稿に波紋広がる「職場で驚かれた」「有給に理由は不要」

ペットは大切な家族の一員。そのため、もし亡くなってしまった時は、途方もない悲しみを感じてしまう方も多いかもしれません。

SNSで「上司にペットが亡くなったくらいで休むなと言われた。いや、休んでいいでしょ」といった趣旨の投稿が話題になっています。

「いや、有給取れないの大問題でしょ」という内容のコメントが多数。問題なく有給が取れる職場もあれば、残念ながらそうでないところも少なくないようです。

はたして、世の中の人は「上司にペットが亡くなったくらいで休むなと言われたけれど、休んでいいよね？」という意見に対し、どのような考えを抱いているのでしょうか？詳しくご紹介します。

有給を取れないのは問題であるという意見が多数

ペットが亡くなった際に有給を取得しようとしたところ、上司から注意された人がいるという内容の投稿に対し、仮に許可されなくても無視して休む、ペットが亡くなった際に有給をできないような職場なら辞めるという内容のコメントもありました。

また、有給が取れないのは大問題であるという趣旨のコメントが多数寄せられていました。

しかしながら、実際、ペットが亡くなった際に有給を取得しようとして、職場の人に驚かれたという内容のコメントも。

また、ペットを飼ったことのない人からしてみると悲しみが理解できない、そのため、賛否両論あるのは仕方ないという趣旨の投稿もありました。

有給を取得しやすくするために、ペットが亡くなった際に「身内に不幸があった」と説明している人も少なくないようです。

愛するペットは間違いなく大切な家族の一員。「身内に不幸があった」と説明しても、全く問題はないはずです。

とはいえ、ペットが亡くなった際に有給を取得させてくれる会社も多いようです。

病院に連れて行くためにフレックス制度を利用できたり、お葬式が終わるまで休ませてくれるという職場も多数。また、同じ会社で働いて方々の理解があるところも少なくないようです。

また、そもそも有給を取得するのに理由は必要ないという内容の投稿も多数。

労働基準法39条1項に「使用者は、その雇入れの日から起算して六箇月間継続勤務し全労働日の八割以上出勤した労働者に対して、継続し、又は分割した十労働日の有給休暇を与えなければならない」と定められていますが、理由の申請は義務付けられていません。

「その申請理由では納得できない」といって有給休暇取得を拒否することはできないのです。

今回は、「上司にペットが亡くなったくらいで休むなと言われたけれど、休んでいいよね？」という意見に対する世の中の人の考えをご紹介しました。

有給を取得させないことは大問題であると考えている人がほとんどのようです。また、許可されなくても無視して休むという内容の投稿も。しかし、中にはペットが亡くなった際に有給を取得しようとして驚かれた、賛否両論あるのは仕方ないという趣旨のコメントもありました。

一方で、ペットが亡くなった際に有給を取得させてくれる会社も多数。休みやすい雰囲気づくりをしてくれている職場も少なくないようです。

みなさんは、この問題についてどのように考えますか？