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「え?お前かよ」朝ドラ視聴者の反応が怖かった… 超一流俳優「俺はおしまいだ」葛藤を抱えた“苦悩の日々”と“秘めたる想い”とは?

  • 2025.5.14

映画やドラマに欠かせない実力派俳優たち。今回は、その中で最も注目の俳優5名をセレクトしました。本記事では第4弾として、鈴木亮平さんをご紹介します。多くの挑戦と失敗を乗り越え、いまや国民的人気俳優となった鈴木さん。その魅力と素顔に迫ります!

※本記事は、筆者個人の感想をもとに作品選定・制作された記事です
※一部、ストーリーや役柄に関するネタバレを含みます

「この世界で生きたい!」名門大卒エリートが選んだ “夢”

兵庫県西宮市に生まれた鈴木亮平さん。幼い頃から勉強熱心で、高校時代にはアメリカ留学を経験、難関・東京外国語大学では英語を専攻しました。英検1級や世界遺産検定1級を取得するなど、努力を惜しまない学生時代を送ります。

そんな鈴木さんは、「役者になりたい」という思いで大学の演劇サークルに参加。舞台の上で演じる楽しさに魅せられ、「これを一生の仕事にしたい」と強く思うようになったといいます。

「スタートラインにすら立てない」苦悩の日々…

努力家で知られる鈴木さんですが、夢を形にするための準備も怠りませんでした。撮影所の近くにあるダイニングバーでアルバイトをし、映画関係者たちと自然に出会える環境に身を置きながら、間接的に現場の空気を吸収していったといいます。努力はすぐに実を結びませんでしたが、その経験は俳優として歩み始める後押しとなりました。

卒業後、俳優を志して50社以上の芸能事務所に電話をして飛び込み営業をしたそうです。しかし現実は厳しく、どこからも声はかかりませんでした。それでも諦めずに努力を続け、役者という夢を叶えたそうです。

「いい男」を演じる恐怖 ─ 成功の影にあった「自信喪失」

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(C)SANKEI

地道に経験を重ねた鈴木さんに転機が訪れたのは、2014年。NHK連続テレビ小説『花子とアン』で、ヒロインの夫・村岡英治役に抜擢されたことで、広く名前を知られるようになりました。

しかし当時、鈴木さんは強い不安を抱えていたといいます。「いわゆる“いい男”というか、優しくて包み込むような役はやったことがなくて、(物語の)中盤で僕が出てくるじゃないですか。そうすると『え?お前かよ』って世の中から言われるんじゃないかっていう不安がすごくあった」と明かし、さらに「ダメだ、全然ダメだ。これが世の中に出たら俺はおしまいだ」と自身の演技に落ち込んでいたことも告白。「打たれ弱いところがあります」と意外な一面を覗かせました。

体重増減を繰り返す…驚異の役作り

鈴木さんのストイックな役作りは広く知られています。ドラマ『天皇の料理番』では、病に倒れる兄役を演じるために約20キロの減量を敢行。映画『俺物語!!』では、高校生・剛田猛男役にふさわしい体格を作るため、筋肉を大幅に増量しました。体型さえ自在に操る徹底した役作りの姿勢に、共演者やスタッフも驚嘆したといいます。

2023年には、映画『エゴイスト』で新たな挑戦を果たしました。バイセクシャルのファッション誌編集者・浩輔を演じ、パーソナルトレーナーの青年・龍太(宮沢氷魚)との恋愛を繊細に表現。キスシーンや濃厚シーンも臆することなく挑み、愛することの歓びと喪失の痛みを見事に演じました。

SNSでは、「鈴木亮平演技うますぎる最高、日本の俳優さんで1番タイプ」「鈴木亮平カッコ良すぎるのよ 演技最高だし」と、絶賛の声が数多く寄せられています。

ブレイク前に選んだ人生のパートナー

プライベートでも堅実な道を歩んできた鈴木亮平さん。俳優としてブレイクする以前の2011年、学生時代から交際していた一般人女性と結婚。家庭を守りながら堅実にキャリアを積み重ねてきた誠実な姿勢は、多くの女性ファンから「理想のパートナー」として厚い支持を集めています。

最近では、映画『花まんま』、さらには劇場版『TOKYO MER~走る緊急救命室~南海ミッション』に主演し、期待の演技派俳優として注目されています。

知性と誠実さ、そしてチャレンジ精神。そのすべてを併せ持つ鈴木亮平さんの今後の活躍から目が離せません!


※記事は執筆時点の情報です