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【リュウジ、味の素への愛が冷めた!?】この料理には絶対ハイミー!究極の「たけのこステーキ」焼いてみた

  • 2025.3.26

管理栄養士のともゆみです。今が旬のたけのこですが、生のたけのこは下ごしらえが大変で敷居が高い…。でも、市販の水煮のものより生の方が断然おいしいイメージありますよね。料理研究家のリュウジさんが作る「たけのこステーキ」は、水煮でも生のたけのこに負けないくらいジューシーでおいしく作れると言います。ほう、これは興味深いですね。リュウジさんのYouTubeで紹介していたので、作ってみたいと思います。


「たけのこステーキ」を焼いてみた!

【材料】
たけのこ(水煮・ホール)…230gくらい
味塩こしょう…適量
オリーブオイル…小さじ2
無塩バター…10g
にんにく…1かけ
しょうゆ…大さじ1
みりん…大さじ1
酒…大さじ1
砂糖…小さじ1/2
粗びき黒こしょう…適量
ハイミー®…5振り



【作り方】
1. たけのこは1cm幅に輪切りにします。



2. 水気を拭き取り、両面に味塩こしょうを振ります。



3. にんにくは半分に切りスライスします。



4. 
フライパンにオリーブオイルを入れて、中火にかけます。2のたけのこを入れて、しっかりと焼き目をつけていきます。



5. 焼き目がついたら反対側も同じように焼きます。表側5分、裏側4分焼きました。



6. バターを入れ、バターをめがけてにんにくを入れ、にんにくの香りをバターに移します。


7. 弱火にし、しょうゆ、みりん、酒、砂糖、「ハイミー」を入れ、たけのこ全体にたれを絡ませます。焦げると苦くなるので煮詰まる前に火を止めます。



8. 皿に盛り付け、黒こしょうをかけて出来上がりです。



確かにおいしい!



ホールのたけのこを輪切りにしたので1つがとても大きいです。

それではいただきます。
わぁ、確かにおいしい。

水煮ですが水っぽさはなく、たけのこの旨味が濃縮されたジューシーさがあります。たけのこの味わいは確かに今までの水煮のイメージとは違いますね。焼いた香ばしさがプラスされ、味付けはにんにく風味のバターじょうゆで間違いないおいしさです。これはペロッと次々食べられちゃいますね。

たけのこについている白い粒って何?

茹でたたけのこは、切ると中に白い粒がたくさんくっついていますよね。これって何?くっつけたまま料理するのか、洗い流して取り除いた方がいいのか迷いませんか?

この白い粒の正体は、アミノ酸の一種で「チロシン」という成分です。水に溶けにくいので結晶化し、たけのこの内部に残ったものです。食べても害はなく、旨味成分であるため取らないでそのまま調理します。チロシンは脳内の神経伝達物質のもとであることから、気力や集中力を高める働きがあります。

ハイミーについて

ハイミーの正式名称は「うま味だし・ハイミー」。味の素株式会社が製造・販売している、うま味調味料です。同じうま味調味料である「味の素」とどう違うのかご存じでしょうか?

味の素もハイミーも旨味成分のグルタミン酸・イノシン酸・グアニル酸が含まれていますが、その比率が大きく違います。味の素はほとんどがグルタミン酸で構成されていますが、ハイミーはイノシン酸とグアニル酸の成分が味の素より多く含まれています。そのため、ハイミーは味の素よりも少量で旨味を強く感じるようです。

使い分けとして、リュウジさんは、肉が入っている料理には味の素を使ってもいいが、野菜だけの料理にはハイミーの方が高級感が出ると説明していました。今回作ったたけのこステーキは、肉類を使っていないのでハイミーを選んだそうです。

水煮のたけのこなのに、こんなにおいしく食べられるリュウジさんの「たけのこステーキ」、ポイントはホールで買って輪切りにして使うこと、香ばしくなるようにじっくりと焼き目をつけること、ハイミーを使うこと、でした。生のたけのこのような甘みや独特のえぐみはありませんが、ジューシーで香ばしいし、水煮なのでやっぱりラクチンですよね。リュウジさんは粒マスタードを付けて食べるのもおすすめしていました。ぜひお試しくださいませ。

参考web:
うま味調味料「うま味だし・ハイミーⓇ」ご存じですか? | うま味調味料「味の素」|味の素株式会社
https://www.ajinomoto.co.jp/aji/hime/

参考文献:
一生役立つ きちんとわかる栄養学 監修 飯田薫子 寺本あい 西東社

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