妹優先夫[24]義妹のお世話がつきまとう夫との未来が見えない
「私も話があるの」と切り出したユキノさんは、「離婚してくれないかな?今回のことでわかったんだ。ケンシンはシンジがいなくても大丈夫じゃないかって」と言いました。
「そ、それはダメに決まってるだろ!?なにより父親がいない寂しさをケンシンにまで味わわせたくない!!」と訴えるシンジさんに、「何を言ってるの?ケンシンに父親がいない寂しさを感じさせてるのはあなたでしょ?」と、これまでのシンジさんの行動について言い返すユキノさん。
「ケンシンはずっと寂しがってた。でもそれを無視して、あなたはカオルさんたちのそばにいたでしょ?」そう言われて何も言えなくなるシンジさん。すると、「だからケンシンが寂しくないように、コウタロウたちが協力してくれたの」とユキノさんが言いました。
そして、「これからもカオルさんたちを助けたいよね。タイガくんの進学とかでお金がかかるようになったら助けたいと思うでしょ?父親代わりなんだから」ユキノさんの言葉に「それは・・」とシンジさんは言葉が出てきません。
「それをそばで見ていると、私はやっぱり色々思ってしまうと思う。うちが裕福で、お金に余裕があるなら助けてあげたいけど・・揉めるのが目に見えてるのよ」
ユキノさんの言葉は、ケンシンくんの将来を見据えた正論だったのでした。
※ストーリーはフィクションです。 登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。 創作漫画としてお楽しみください。
原案:ママ広場編集部 脚本:のきわだ 編集:石野スズ
作画:まりお
9歳男児6歳女児の2児の母です。