甘麹にお湯を入れて割ればそれが甘酒。「飲む点滴」ともいわれる甘酒の季語は夏ですがまだ寒さの残る春にも体調を整えてくれる頼もしいドリンクです。お湯だけでなくココアや抹茶などのフレーバーを入れても美味。体がホッとする発酵食品を取り入れたレシピを、料理研究家の真藤舞衣子さんに教えてもらいました。
■“甘麹ドリンク”のつくり方
◇材料 (つくりやすい分量)
★ 甘酒:
・ 甘麹:適量(※)
・ お湯:甘麹と同量
★ アーモンドミルク割り:
・ 甘麹:適量(※)
・ アーモンドミルク:甘麹と同量
★ ココア割り:
・ 甘麹:70g(※)
・ ココアパウダー:大さじ1
・ 水またはお湯:70ml
★ 抹茶割り:
・ 甘麹:70g(※)
・ 抹茶:小さじ1
・ 水またはお湯:70ml
*水分量は乾燥具合で調整
(1)甘酒のつくり方
甘麹とお湯を1:1の割合で混ぜる。
(2)アーモンドミルク割りのつくり方
甘麹とアーモンドミルクを1:1の割合で混ぜる。
(3)ココア割りのつくり方
甘麹、ココアパウダー、水またはお湯を混ぜる。
(4)抹茶割りのつくり方
甘麹、抹茶、水またはお湯を混ぜる。
――教える人
「真藤舞衣子 料理研究家」
会社員を経て、京都の大徳寺塔頭(たっちゅう)にて1年間生活。フランスに料理留学後、発酵研究家、料理家の活動を開始。雑誌や書籍、料理教室、講演など多方面で活躍。近著に『真藤舞衣子の まいにちおいしい! 豆腐と油揚げ』(高橋書店)がある。
この記事は『四季dancyu 2024 春』に掲載したものです。
文:柿本礼子 写真:山田薫