「ハンディファン」衝撃加われば　使用控えて！知っておきたい”危険性”とは

暑くてどうしようもない日が続いていますが…。そんな時、みなさん頼りにするのが“携帯用扇風機”！

しかし、そんな携帯用扇風機ですが、気をつけないと思わぬ事故につながる可能性があります。

製品事故の原因を究明する機関であるniteの公式HPでは、携帯用扇風機の事故についての説明がされています。

それではさっそく、詳細について見ていきましょう！

落とした携帯用扇風機、注意して～！

携帯用扇風機（ハンディファン）を落としてしまった男性。見た目も大丈夫そうだからと、そのまま使おうとしたところ、妻に止められてしまいました。妻いわく、「強く落とすと中のバッテリーが破損して破裂や発火につながる可能性がある」とのこと！もう何度も落としてしまったという男性は、不燃ゴミに出そうとしますが、またもや妻にストップをかけられてしまいます。

妻によると、リチウムイオン電池と一体型のハンディファンは、不燃ゴミには出せません。捨て方は住んでいる自治体の指示に従わなければならず、「ハンディファンって買うのは簡単だけど捨てるのは大変なんだね」と男性は深く感じるのでした…。

niteの公式HPでは、以下のように説明されています。

リチウムイオンバッテリーを搭載した携帯用扇風機が普及していますが、強い衝撃でバッテリー内部が破損すると、破裂や発火につながるおそれがあります。もしも、強い衝撃を与えてしまった場合は、使用を中止して、製造・輸入事業者や販売元の修理窓口に相談してください。（出典：nite 携帯用扇風機「1.損傷したバッテリーが破裂」）

一見問題がないように見えたとしても、何度も落とすなどして強い衝撃を与えた場合は、使用をすぐに控えたほうが良さそうですね。暑さを和らげてくれるありがたいアイテムですから、安全に使用したいものです…！

【備考】
落としたバッテリーの使用を慎重に：落としたバッテリーが必ずしも使用不可というわけではありませんが、強い衝撃を与えた場合、内部が破損している可能性もありますので、慎重に取り扱ってください。
適切な廃棄：使用できなくなったバッテリーは、各自治体で決められた方法で廃棄してください。

作画：峯鳥子（@minetoriko）

参考：nite 携帯用扇風機「1.損傷したバッテリーが破裂」