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【知らなかった~!】レスリングの“白いハンカチ”って何?「紳士のスポーツ」と言われる所以とは

  • 2024.8.5

紳士のスポーツとも言われる“レスリング”。

レスリングといえば、選手が“白いハンカチ”を携帯しているのを目にしたことがあると思いますが、一体なんのために使うのでしょう?

日本体育協会が発行する、JSPO 日本スポーツ協会では、レスリングの選手が必ず白いハンカチをユニフォームの中にしまう理由について説明がされています。

その理由について知り、よりレスリングを楽しめるようにしてくださいね!

レスリングの白いハンカチの理由

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レスリング会場に来ていた親子。すると、まだ幼い息子が、選手が白いハンカチをユニフォームにしまう様子を目撃したのでした。母親が「え?ほんと~?」というと、どこからともなく知らない男の人が現れ、「あのハンカチは試合中に選手が使う」ことを教えてくれます。

実は、試合中に流血した際にすぐに拭けるように持っているもので、血で相手や会場が汚れないようにするためのマナー。実際に使うことはほとんどないそうですが、もしハンカチを持っていなかった場合、なんと失格になってしまうのだとか。もっとレスリングのことを知りたくなった息子は、男の人に教えを請うことに…。

男子レスリングには2つのスタイルがあり、まず紹介するのはグレコローマンスタイル。相手の腰から下を掴んだり足を使った攻撃は禁止されます。もうひとつはフリースタイルといって、下半身を含め全身を攻めることができるスタイルです。「負けないよ!」とすっかりレスリングの魅力にとりつかれた息子は、知らない男の人と日暮れまで対決したのでした。

JSPO 日本スポーツ協会では以下のように説明されています。

レスリングでは、選手は必ず白いハンカチをユニフォームの中にしまって試合を行います。これは流血をした時などに自分で血を拭けるようにするためのマナーであり、レスリングが紳士のスポーツであるということのシンボル的存在なのです。
出典:JSPO 日本スポーツ協会 FAIRPLAY NEWS

レスリング選手が使う白いハンカチには、きちんとした理由があったのですね!それにしても、相手や会場に対する配慮のためだったなんて…。まさにレスリングは“紳士のスポーツ”といえそうです。

作画:峯鳥子(@minetoriko

参考:JSPO 日本スポーツ協会 FAIRPLAY NEWS

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