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大政絢の美のモットーは「今の年齢のなかで一番綺麗を目指す」こと

  • 2020.1.29

TVや雑誌で活躍中の大政絢さん。すごく美人なのに笑顔が自然で可愛い、そんなギャップに惹かれる人も多いのではないでしょうか?
大政絢さんの綺麗の秘訣を取材しました。美に対して、ストイックに努力する大政さんのリアルとは?

大政絢さん
ワンピース ¥29,000/マイストラーダ パンプス ¥22,000/ルーニィ ピアスはスタイリスト私物

最初からあるものを綺麗にする、ないものを磨いていく、それができるのは自分だけ

――今回、大政絢さん自身のBeauty Bookを発売されましたが、この本を作ろうと思ったきっかけを教えてください。

「20代最後という節目にかたちに残るものを出したいなと思っていました。10代の頃から美容に関してはすごく好きだったんです。今まで自分がやってきた美容法だったり、失敗してきたこと、成功してきたこと、全てをみなさんに伝えたいなと思って作りました」

――本を読ませていただきましたが、“都合のいい魔法はない”というお言葉が印象的でした。

「私自身も『元々その体型なんでしょ?』とか『元々その肌なんでしょ?』って言われることが多いんですね。でも、努力してこなかったことは自分のなかでは一つもないので、生まれ持った以上のものを見つけるのは、やっぱり自分にしかできないと思うんです。最初からあるものを綺麗にする、ないものは磨いていくっていうのはすごく大事だなと思っています」

――大政さんは女性の憧れ、なりたい顔立ち、スタイルだと思うんですが、そんな大政さんが大事にしている“綺麗の秘訣”ってありますか?

「マインド的にポジティブでいることは一番大事かなと思います。生活にストレスを抱えていたり、自分が落ち込んでいたりする時は、自分を綺麗にすることはできないと思うんです。楽しく笑顔でいることが大事なのかなと思います」

――本の中では、美肌、美素肌についてのお話がありましたが、それはどういうことでしょうか?

「そうですね。やっぱりメイクもすごく好きですけど、素肌が一番のメイクだと思うので、スキンケア・保湿は特に大事にしています。そうすることによって、コスメのノリが良くなったり、ファンデーションの成分がしっかり活きたりすると思うので、一番気を使っているのはスキンケアですね。ボディは柔らかくて、だけどメリハリがあって、あるところはある、細いところは細い、みたいなイメージを目指しています」

大政絢さん

今の年齢のなかで一番綺麗を目指していきたい

――TVのお仕事と、モデルとしてのお仕事の違いはありますか?

「全然違うかもしれないですね。TVの世界は自分だけど自分じゃないような一面を見せることがあったり、逆に自分の意思で発言しなくちゃいけなかったりします。一方、モデルのお仕事は、その時の撮影や場所によっても全然違います。自分を見せなきゃいけない時もあれば、服やメイクを中心に見せなきゃいけない時もある。お仕事によって求められることが違うので、毎回新鮮な気持ちで現場に行っています」

――お仕事によって、“いろんな自分を出していきたい”ということでしょうか?

「そうですね。やっぱり引き算、足し算をしながら仕事はしています」

――この本の中で、今の目標は“今の年齢のなかで一番綺麗を目指していきたい”っていうお話がありましたが、年齢を重ねることについて、恐怖心などはありますか?

「『年齢を重ねたらこれをしなきゃいけない』とか『こうならなきゃいけない』っていうのは考えたりもしますけど、でもやっぱり周りの先輩方や、年上の女性の方々は、とても楽しんでいる方が多いんですね。家庭や子供を持ったり、大変なことも増えるかもしれないんですが、その分楽しんでるっていう方が多いので、自分自身も怖がらずに楽しいところに飛び込む気持ちで1年、1年、歳を重ねていけたらいいなと思います。その時々の年齢のなかで一番綺麗を目指していきたいなと思います」

――将来の理想像のイメージはありますか?

「友達とは、『10年経っても20年経っても、こうやって笑ってご飯囲んで、お酒飲めてたら一番幸せだね』っていう話はよくしますね。仕事のことだったり、家族のことだったり、大変なことがいろいろあるけど、それを乗り越えて笑って話せる友達がいるのも大事かなって思います」

――Instagramでもいろんな方と仲よさそうにされているのを拝見します。プライベートのお時間も大事にされているんですね。

「年々そうなってきましたね。やっぱり10代、20代の頃は、お仕事中心で駆け抜け、プライベートの時間はいらない、仕事ばっかりでいいって思ってましたけど、年齢を重ねるごとに仕事だけじゃない時間もすごく大事だなって思うようになって、プライベートの時間も大事にするようにしています」

大政絢さん

自分のマインドをどこに持っていくかが大事だと思う

――大政さんの綺麗の秘訣を教えていただきたいんですが、大政さんにとって、理想のボディ作りってどんなものでしょうか?

「ボディ作りって本当に終わりがないと思うんですよ。ここまでいったらゴールっていうのがない気がして。なので、私自身は『今月はお尻を鍛える』と目標を立てたら、お尻を頑張ってとか、ポイントを絞ってやることが多くて。でもそれがゴールじゃないっていうか、お尻が理想のスタイルに近づいたら、逆に何が目立ってくるんだろうって考えると、本当にどんどん、どんどんプラスされていって。やっぱりジムでトレーナーさんといると、『ここが悪い、ここがもうちょっと』って指摘されるんです。私の周りにはスパルタな先生が多いので、そういう意味では自分が綺麗になれるのは周りの方々のサポートがあるからだと思います」

――周りにトレーナーさんなどサポートしてくれる人がいない場合には、どうしたらいいでしょうか?

「仲良い友達や家族、誰か一人でもいいから、『私今年はこうする、ちょっと頑張るから』って目標を口に出して言ってみると、本当に頑張らなきゃいけないっていう気持ちになることもあるので、そういうのが大事かなって思います。自分のマインドをどこに持っていくのか、というか。それをポジティブに話せる友達や、家族がいるのは、すごく良いことなんじゃないかなと思います」

――先ほどもポジティブという言葉が出てきましたが、この本の中でも“ハッピー”という言葉が出てきます。そういうことはいつも意識されているんですか?

「意識しなくても、楽しいなって思います。落ち込むこともありますけど、落ち込んで、でもそんな時に友達に笑って話せる環境があるのはすごく幸せなことだなって思いますし、これは多分人それぞれだと思うんですけど、何かを言うことで吐き出すこともありますし。私、実は、相談するのがすごく苦手なんですね。だから考え事をする時は、自分で考えて自分で答えを出して、その結果を友達に話すことが多いんです。だから、自分の力で乗り越えたからこそ、笑って話せるというのがありますね」

大政絢さん

怖がるだけでやらなければ何も進まないし、踏み出してみて、たとえ失敗したとしてもその経験ができる

――悩んでいる時はあまり人に言わず、自分で考えるんですね。

「自分で考えます。人にはあんまり相談しないです」

――決めてから言う?

「はい、そうですね。自分で決めてから」

――自分で決めるときのポイントや、判断基準はなんですか?

「直感ですね。自分が思う方向です。悩みにもよりますが、勘を信じるというか。いってみないとわからない、踏み出してみないとわからないので。踏み出さないより踏み出した方がいいかなっていうのは年々思いますね。怖がるだけでやらなければ何も進まないし、踏み出してみて、たとえ失敗したとしてもその経験ができると思うんです。今自分が20代最後の年になり、失敗が怖くなくなってくるというか。10代、20代前半の時の方が、経験が少なかった分、失敗を恐れていた自分がいました。言葉を発することが怖かったり、人に意見を言うのが怖かったり、怒られるのが怖かったり。でも一度怒られたり、注意されたりすると、『あ、そっか』って何か抜ける気がして。だから怒られるのが怖いから言わないのではなく、まずは言ってみて、『この人はこういう反応をするんだ』って自分のなかに新しい視点を取り込んでいくことが大事だなと思うようになりました」

――自分を見せるお仕事ですと、自分がいいと思うところと、他の人がいいと思うところが、違う時があると思うのですが、そういう時は、どのように感じますか?

「それこそBeauty Bookの写真を選ぶ時、結構みんなに聞いて選んでたんですね。その時に、どちらかの内で私一人が別の写真を選ぶことも多かったんですが、そういう時はスタッフさんたちの意見を信じてお任せしました。自分はこの角度が好きだけど、周りから見たら違うかもしれないと思って。自分の好きな表情だけではなく、みんなが喜んでくれる自分も大切なんだなと感じます」

判断基準は直感。失敗を恐れず自分が思う方向に一歩ずつ進んでいきたい。

今大切にしている私らしさとは、感謝の気持ちを伝える、礼儀を大切に丁寧に生きること

――TRILLは自分らしさを大切にしているメディアなんですが、大政さんにとっての自分らしさとはどんなものでしょうか?

「自分らしさってよくわからなくなるというか、芯を持ってないとどんどんブレていくと思うんですよ。私もブレてしまう時があって、人に言われて折れることもありますし。だからこそ、芯を持って、礼儀とかそういうものを自分らしさとして持っておきたいなって思います。礼儀正しさや人へのきちんとした対応をポジティブにできるのが、自分らしさと思えたらいいなと思います。自分が思う自分らしさは、そういう部分でちゃんと丁寧に生活することを頭に残していきたいなと思っています」

――では、最後に、大政さんが大切にされている言葉やモットーなどはありますか?

「感謝の気持ちを伝える。人にちゃんと言葉を届けるっていうのは大事にしていますね。言葉に出さないと、伝わらないこともあるので。『これをしてくれたからすごく嬉しかったんだよ、ありがとう』とか、人に対してちゃんと『ありがとう』って伝えていきたいなって思います」

おおまさ・あや/1991年2月4日生まれ。北海道出身。TVドラマや映画で女優として活動するとともに、ファッション誌ではモデルとしても活躍中。自身のボディ作りや美肌の秘訣、ファッションなども含めた、初のビューティブック『BE BEAUTIFUL』が好評発売中。書籍公式Instagram @aya_omasa_beauty_book
BE BEAUTIFUL Aya Omasa Beauty Book
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※当キャンペーンは終了いたしました。ご応募ありがとうございました。

 

 

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※洋服に関してのお問い合わせ先
マイストラーダ 03-6894-8612
ルーニィ 03-4578-3466

Photo: EIJI HIKOSAKA(makiura office)
Hair & Make-up: RIHO TAKAHASHI(HappyStar)
Styling: ERINA KAWASE
Edit:NATSUKO HASHIMOTO(TRILL編集部)

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