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【ツバメが低く飛ぶと雨】天気の言い伝えって当たるの? 専門家に聞いてみた

  • 2026.10.30
cocreco写真:PIXTA

天気にまつわる言い伝えや、天気を予想するために空のようすを観察する「観天望気(かんてんぼうき)」、ほんとうに当たるのかどうか、『講談社の動く図鑑MOVE はじめてのずかん てんき』の監修者・筆保弘徳先生にうかがってみました。

全3回の第3回 天気のことわざ

cocreco『講談社の動く図鑑MOVE はじめてのずかん てんき』

ツバメが低く飛ぶと雨

──雨が近づくと、湿度や気圧などの変化によって虫が低いところを飛ぶようになり、それを追いかけるツバメも低く飛ぶ、と言われています。これは、ほんとうでしょうか?

筆保弘徳先生(以下筆保先生):科学的な根拠はまだ十分ではないので、これだけで雨を予想するのは難しいと思います。ただ、ツバメがいつもより低く飛んでいることに気づいたら、「今日は雨が降るのかな?」と親子で話してみるのは面白いですね。

飛行機雲が長く残ると天気がくずれる

cocreco『講談社の動く図鑑MOVE はじめてのずかん てんき』より 写真:PIXTA

──飛行機雲の正体は、小さな氷の粒です。飛行機が飛ぶ高度の空気が乾燥していると、氷の粒はすぐに水蒸気に変わって消えてしまいます。一方、空気が湿っていると、飛行機雲は長く残ることがあります。上空の空気の湿り具合は天気の変化と関係することもあるため、飛行機雲が長く残ると天気がくずれると言われています。

筆保先生:これは、ある程度科学的な根拠があると思います。飛行機雲が長く残るということは、上空の空気が湿っていることを示しています。ただし、上空が湿っているからといって、必ず雨が降るわけではありません。飛行機雲だけで天気を予想するのは難しいですが、天気の変化を知る一つの手がかりにはなります。

朝焼けは天気が悪くなる

cocreco『講談社の動く図鑑MOVE はじめてのずかん てんき』より 写真:PIXTA

──日本付近では、天気が西から東へ変わることが多くあります。朝焼けは、東から昇る太陽の光が雲などに当たって空が赤く見える現象です。東の空には太陽の光が届いて晴れていても、西のほうから低気圧や前線に伴う雲が近づいている場合があります。そのため、朝焼けが見えると天気がくずれると言われています。

筆保先生:これも、ある程度は科学的な説明ができます。日本付近では天気が西から東へ変わることが多いため、朝焼けが見えたあとに天気が悪くなることもあります。ただし、朝焼けが見えたからといって、必ず雨が降るわけではありません。朝焼けを見たら、西の空にどんな雲があるのか観察してみると面白いですね。

昔の人たちは、今のように天気予報の技術が発達していなかったので、空や雲の様子、生きものの行動などを観察して、明日の天気を予想していました。こうした経験から、さまざまな天気の言い伝えが生まれたのです。

科学的な根拠があるものもあれば、まだよくわかっていないものもあります。でも、大切なのは、身の回りの自然をよく観察して、「どうしてだろう?」と考えることです。

ぜひ親子で空を見上げて、言い伝えが本当に当たるのか、天気予報と比べてみてください。

──今回は、「観天望気」や「天気の言い伝え」について、筆保先生にうかがいました。天気にまつわる言い伝えは、ほかにもたくさんあるので、親子で天気を観察するきっかけにしてみてはいかがでしょうか?

\\筆保弘徳先生が監修//

cocreco『講談社の動く図鑑MOVE はじめてのずかん てんき』
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