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【不登校のきっかけは先生でした】「授業に来ていれば」答案用紙に残された赤い文字《第10話》

  • 2026.10.30

私は、中学1年生の息子・ヒナタを育てる母です。ヒナタが自分から一歩を踏み出そうとしてくれたことが、本当にうれしかったのです。だからこそ、答案用紙を見た瞬間、目を疑いました。

「意見がない」「授業に来ていれば」

赤字で書かれた言葉の数々は、ヒナタを励ますものとは思えない内容で……。

私は自室に入り、SSWの村田さんへ電話をかけました。

後日、私は市役所の相談室へ足を運びました。

答案用紙を見た瞬間、言葉を失いました。でもヒナタの前で、それを顔に出すことはできませんでした。

「お母さんはひとりじゃない」──村田さんのその一言で、私はようやく自分の気持ちに気づきます。胸の奥に押し込めていたのは、不安ではなく怒りでした。

勇気を出して気持ちを伝えてくれたヒナタを、今度は私が守らなければならない。そう心に決めたとき、村田さんが動いてくれました。

荒木先生と正面から向き合う日が、すぐそこまで来ていたのです。

作画・べるこ

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