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肩がこったら「とりあえず肩を回す」…それでいいの?約7割が悩む”国民病”を何とかしたい!

  • 2026.10.27

「肩が重い」「首まわりがガチガチ」「仕事をしていると肩がつらくなる」。あまりにも身近な不調だからこそ、「肩こりくらいなら仕方がない」と、そのままにしている人も多いのではないでしょうか。

しかし、肩こりは決して一部の人だけの悩みではありません。ピップ株式会社が全国の20~60代の肩こりを自覚している男女5,000人を対象に実施した「肩こりに関する実態調査」では、実に7割以上が週1回以上の頻度で肩こりを感じていたのです。

「国民病」ともいわれる肩こり。私たちはどれほど肩こりに悩み、そしてどう向き合っているのでしょうか。

肩こりは「たまに感じる不調」ではない。約4割がほぼ毎日感じている

今回の調査で目を引くのが、その頻度の高さです。

肩こりを感じる頻度は、「ほぼ毎日」が43.2%、「週に数回」が31.4%。「月に数回」は16.6%でした。つまり、多くの人にとって肩こりは、疲れたときだけ現れる一時的なものではなく、日常的に付き合っている身近な不調になっていることがわかります。

しかも、そのつらさも決して軽くありません。もっともつらい状態を100点として肩こりのつらさを評価してもらったところ、全世代の平均は60.5点という結果になりました。

肩こりという言葉からは「ちょっと肩が重い」程度をイメージしがちですが、日々感じている本人にとっては、無視できない負担になっているようです。

肩の痛みだけじゃない! 肩こりが及ぼすデメリット、皆の悩みは

とくに40~60代は、仕事や家事などで忙しく、自分の体のケアを後回しにしてしまうこともあるでしょう。肩こりの厄介なところは、「肩がつらい」だけでは済まないケースがあることです。肩こりによって困っていることを尋ねたところ、もっとも多かったのは「頭痛」の32.4%。さらに以下などが挙げられました。

  • 仕事の効率が下がる:27.2%
  • 睡眠の質が下がる:27.2%
  • 集中できない:27.2%
  • 物事へのやる気が出ない:25.9%

仕事に集中できない、夜もすっきり眠れない。こうして見ると、肩こりは単なる肩まわりの不快感ではなく、日々のパフォーマンスや生活の質にもかかわる身近な問題といえそうです。

「肩こりは治らない、仕方ない」約6割が諦めている

これだけ多くの人が肩こりに悩んでいる一方で、気になる結果も出ています。「肩こりは治らないもの、仕方がないものだと感じているか」という質問では、「とてもそう思う」が16.3%、「ややそう思う」が44.5%。合わせて60.8%、約6割が肩こりを“仕方がないもの”と捉えていました。

なぜ、これほど諦めてしまっているのでしょうか。

肩こり対策をしている人に不満を聞くと、もっとも多かったのが「効果が一時的である」の36.5%。続いて「継続するのが面倒」29.0%、「何を選べばよいかわからない」27.5%、「効果感がない」25.8%でした。

対策はしている。でも一時的にしか楽にならない。続けるのも大変。そんな経験の積み重ねが、「肩こりとは付き合っていくしかない」という諦めにつながっているのかもしれません。

肩がこったら、とりあえず「肩を回す」。それでいい?

では、実際に肩がつらくなったとき、皆はどうしているのでしょうか。

調査では、肩こりを感じたときに無意識にしてしまう動作として、「肩を回す」が63.2%で最多。「首を回す」54.4%、「首を左右に傾ける」39.4%、「肩を叩く」29.6%と続きました。

仕事の合間に肩をぐるぐる回したり、首を伸ばしたり……。心当たりがある人も多いでしょう。筆者もやります。ですが、一時的にしか楽にならないのも事実。

こうしたケアについて、肩関節を専門とする整形外科医・歌島大輔先生は、揉んだり伸ばしたりすることで一時的に楽になることはあっても、それだけで首や肩を支える筋肉の働きまで変わるとは限らないと解説します。

【歌島大輔先生プロフィール】
日本整形外科学会・日本専門医機構認定の整形外科専門医。肩関節を専門に診療・手術を行い、年間400件超の肩関節鏡手術を執刀している。医学的根拠に基づいた肩の痛み・健康情報を発信するYouTubeチャンネルは登録者数23万人超。医師向け情報発信スクール「Dr.SHI-GYO」を共同主宰し、医療者の情報発信支援にも取り組む。
公式サイト:https://utashima.com/
YouTubeチャンネル:https://www.youtube.com/@d.utashima
Dr.SHI-GYO案内:https://sub.utashima.jp/p/bCDOI6We3neS

「肩を回す方が63.2%、首を回す方も54.4%と、すでに多くの方がご自身で動いて楽になろうとしています。慢性的な肩こりは、英語圏では主に”慢性頸部痛”の領域で研究されており、首も含めて考えることが大切です。首を動かしたくなるのも、ごく自然な反応といえます。揉んだり伸ばしたりすることで一時的に楽になることはあっても、それだけで首や肩を支える筋肉の働きまで変わるとは限りません。」(歌島先生)

研究では、方法や負荷を決めたうえで首や肩の筋力を養う運動を継続することによる効果は認められているといいます。

「実際の研究では、首や肩の筋力を養う運動を、具体的な方法や負荷を決めて続けることで効果が認められています(*1)が、具体的な方法が皆様に十分届いていないことも、つらさが続いてしまう一因だと考えています。肩を回す際は、ただ大きく回すだけでなく、楽にしたい首から肩の筋肉に逆に余計な力が入っていないかも意識してほしいと思います。肩甲骨を軽く背中側へ寄せ、肩と腕をゆっくり下ろすところまで、痛みのない範囲で呼吸を止めずに行うことが大切です。」(歌島先生)

とはいえ、首まわりをぐるぐる回すのはあまりよくないという噂も聞きますが……。

「自然に首が鳴る音だけで直ちに異常と判断することはありません。ただし、痛みやしびれを伴う場合は無理をせず受診してください。また、首を急激にひねるような施術は受けないようご注意ください。椎骨動脈解離などの重病リスクとの関連が報告されているため(*2)、安全性の観点からも注意が必要です。」(歌島先生)

痛みやしびれを伴う場合は無理をせず、医療機関を受診するようにしましょう。

(*1) L. L. Andersen et al., Pain 152, 440–446 (2011).
URL:PubMed
論文要約:198人の比較試験。1日2分・週5日、10週間の漸増抵抗運動で、対照より首・肩の痛みが改善。
引用理由:方法・負荷・頻度を決めて続ける筋力運動の効果を支える。

(*2) W. S. Smith et al., Neurology 60, 1424–1428 (2003).
URL:PubMed
論文要約:症例対照研究で、頸部痛などの調整後も、徒手操作歴と椎骨動脈解離との関連を認めた。
引用理由:首への強い徒手操作に注意を促す根拠。因果関係や事故の発生率を確定する研究ではない。

運動、ストレッチ、続かない問題。さあどうする? 肩こりケア

運動やストレッチなどで体を動かすことは、肩まわりのケアを考えるうえで大切です。一方、今回の調査では「継続するのが面倒」「何を選べばよいかわからない」という声も少なくありませんでした。

仕事や家事などで忙しい現代人ですから、肩こり対策のために毎日まとまった時間を確保するのが難しい日もあるでしょう。整体やマッサージ、セルフストレッチ、運動……どれも続かないし、面倒だし、でも肩こりはつらいし……。というわけで、無理なく続けられる方法はないものでしょうか。

選択肢のひとつとして挙げられるのが、ピップの「ピップエレキバン」です。

ピップエレキバンは管理医療機器で、磁気によって装着部位の血行を改善し、こりをほぐす製品。貼っている間効果が続き、2~5日間貼ることが推奨されています。磁力の強さなどが異なる製品が用意されているため、こりの状態に合わせて選ぶことができます。

※「ピップエレキバン」は管理医療機器です。
※「ピップエレキバン」はピップ(株)の登録商標です。

肩こりが長く続くほど、「あるのが普通」になってしまいがち。だからこそ、「年齢のせい」「仕方ない」と諦めてしまう前に向き合っていきたいところです。肩こりの実態やケアについてさらに詳しく知りたい方は、ピップ「肩こり大規模調査 特設ページ」をチェックしてみてください。

特設ページへ

<Text:MELOS編集部>

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