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輪ゴムの『ベストな保管場所』は? 劣化を防ぐ保管のコツ

  • 2026.10.27

引き出しの奥から輪ゴムを取り出した時、表面がベタついていたり、硬くなっていたりすることがあります。

そのまま使えるのか、保管場所を変えれば長持ちしやすくなるのか、迷う人もいるでしょう。

そこで、輪ゴムが劣化する原因や保管方法、交換の目安について、化成品メーカーのオカモト株式会社(以下、オカモト)に聞きました。

高温や光などが輪ゴムの劣化を進める

輪ゴムが劣化する要因は、時間の経過、高温、光、空気中のオゾン、使い方による負荷などです。

オカモトによると、高温の環境ではゴムの劣化が進みやすく、軟化によるベタつきや、硬化による弾力性の低下が生じる場合があります。

※写真はイメージ

直射日光に含まれる紫外線や蛍光灯などの光も、硬化やひび割れ、切れやすさにつながる要因です。

また、空気中のオゾンにより、ゴム表面の硬化や亀裂、切れやすさが生じることもあります。

輪ゴムを長期間伸ばしたまま使ったり、繰り返し大きく伸縮させたりすると、ゴムへ負荷がかかり、切れやすくなる場合もあるとのことです。

光が当たらない引き出しやケースで保管する

家庭では、日光や蛍光灯の光が当たらず、高温になりにくい引き出しや収納棚などが、保管場所に適しています。

光を通しにくい袋やケースも使えるほか、必要なぶんだけ取り出し、残りを元の包装や保管袋へ戻すとよいでしょう。

強く伸ばした状態や、ほかの物に長時間押しつけた状態で保管しないことも大切です。

反対に、窓際、夏場の車内、暖房器具の近くなど、高温になりやすい場所は保管に向きません。

※写真はイメージ

「油、薬品、溶剤が付着する環境やオゾンを発生させる機器の近くも避けることが望ましい」とオカモトは説明します。

水回りでは、水や洗剤、薬品が輪ゴムに直接触れないよう注意が必要です。

濡れた場合は放置せず、水分を取り除いたうえで、清潔な状態にして保管しましょう。

特別な設備は必要なく、光や高温、薬品との接触を避け、温度変化の少ない場所を選ぶことがポイントです。

※写真はイメージ

軽く伸ばして亀裂が生じる輪ゴムは交換する

軽く伸ばしただけでひび割れが生じたり、簡単に切れたりする場合は、使用中に切れるおそれがあるため、新しい輪ゴムへの交換が勧められます。

使用前に確認したいのは、以前と比べた見た目や手触りの明らかな変化です。

強いベタつき、硬化、ひび割れや亀裂、変色、伸びにくさが見られる場合は、劣化が進んでいる可能性があります。

劣化の進み方は、ゴムの種類や配合、製品仕様によって一様ではありません。

※写真はイメージ

輪ゴムは、光や高温を避けた場所で保管すれば長持ちしやすくなります。

長く保管したものは使う前に状態を確かめ、必要に応じて交換するとよいでしょう。

[文・構成・取材/ブリジア]

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