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【秋旅】重要文化財を再生! 奈良の最旬スポット「星のや奈良監獄」&「奈良監獄ミュージアム」

  • 2026.10.25
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重要文化財である旧奈良監獄をラグジュアリーホテルとして再生した「星のや奈良監獄」と、その敷地内に併設する「奈良監獄ミュージアム by 星野リゾート」。俳優・鈴木亮平さんが出演するJR東海の観光キャンペーン「いざいざ奈良 東大寺編」にも登場するこの話題の2施設は、一度は訪れたいと気になっていた人も多いはず。そこで今回、ライターの沼田珠実が実際に現地を訪れ、その魅力をリポート! 「星のや奈良監獄」「奈良監獄ミュージアム」を起点に、奈良を代表する名刹・東大寺まで巡る旅をご紹介します。

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改めて知りたい! 旧奈良監獄とは?

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旧奈良監獄は、明治政府が「日本は人権を尊重する近代的な法治国家である」と世界に示すために建設した“明治五大監獄”のひとつで、1908年(明治41年)に誕生。中央の看守所から5つの収容棟が放射状に伸びるハヴィランド・システムという独創的な構造を採用。少ない人数で全体を見渡せる設計で、当時の先進的な機能美を体現する建築としても知られています。

1922年には「奈良監獄」が「奈良刑務所」に。そして1946年に「奈良刑務所」が「奈良少年刑務所」へ改称。耐震性等の問題から2017年(平成29年)に廃庁されるまで、主に少年を収容する更生施設として活用され、同年、重要文化財に指定。建物の保存・活用が決定しました。

旧監獄を再生・保存するために生まれた、ラグジュアリーホテル「星のや奈良監獄」

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そんな重要文化財である旧監獄を、2026年6月、日本で初めてラグジュアリーホテルとして再生したのが、今回ご紹介する「星のや奈良監獄」。重厚感のある赤レンガ壁や、中央看守所から放射状に収容棟が並ぶハヴィランド・システムなど、当時と変わらない雰囲気を感じながら宿泊することができる注目のホテルです。9~11室の舎房(独居房や雑居房の総称)をつなげて造られた客室は、全室スイート仕様で48室を用意。名建築好きにはたまらない、ドラマチックな世界が広がる施設となっています。

中央の看守所から5つの収容棟が放射状に伸びるハヴィランド・システム。
重要文化財である歴史ある建物の美しい造りに目を奪われます。
階段の曲線など全てが美しく、どこを撮っても絵になります。
レストランは、ずべて個室。ゆっくりとした時の流れを感じながら、食事が楽しめます。
ディナーのガストロノミー・クロニクルは、日本における西洋料理の黎明期から未来までの、「食の年代記」を体感しながら味わえるコースメニュー。そのほか、しゃぶしゃぶ御膳や旬菜和食膳なども用意されています。
複数の舎房が繋げられ、ひとつのスイートルームに仕上げられています。
高天井の舎房を繋いだ赤レンガの客室。こちらはリビングスペース。
細長い客室の端にあるベッドルーム。3つの壁に囲まれ、リラックスできるスペースに。
かつては白壁だった内部も改修が施され、赤レンガが楽しめるように。これも宿泊者だけの特権です。
すべての客室にはバスタブを完備。歴史の重厚さと現代のデザインを融合させた、快適な造り。
「茜のティーサロン」:チェックイン時、歴史が息づくモダンな空間で、奈良県産の和紅茶とお菓子を楽しむことができます。
かつて講堂だったという高天井が印象的なメインラウンジ。滞在中自由にコーヒーなどのドリンクを飲んだり、読書をしたりして過ごすことができます

自由とはなにか?に想いを馳せる「奈良監獄ミュージアム by 星野リゾート」

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1908年に完成した旧奈良監獄は、“明治五大監獄”の中で唯一、全貌が現存する国の重要文化財。その文化財を保存・活用するため、「星のや奈良監獄」には、「奈良監獄ミュージアム by 星野リゾート」を併設。独居房が並ぶ保存棟と、“歴史と建築” “規律とくらし” “監獄とアート” をテーマにした3つの展示エリアから構成され、「自由とは何か?」という問いに想いを馳せながら、自分にとっての自由と向き合うことができるミュージアムとなっています。なお、「星のや奈良監獄」の宿泊者は滞在中何度でも、「奈良監獄ミュージアム by 星野リゾート」を見学することが可能。営業時間外の早朝と夜には、宿泊者限定で一部エリアを開放しています。

さらに来たる2026年12月4日(金)~2027年1月31日(日)の期間は、初のナイトミュージアムも開催予定。日中とは違った表情を見せる建築美に注目です。

“歴史と建築”の展示スペース。旧奈良監獄誕生の経緯や、“明治五大監獄”の詳細などが学べます。
かつての独居房も保存。実際に中に入って、その雰囲気を体感することもできます。
初期に使用されていたお風呂場の跡地。
時代劇で見たことのあるような牢舎。1613年(江戸前期)、現在の奈良女子大学の敷地内に奈良奉行所が設立されました。キリギリスを入れておく虫カゴに似ていることから、通称「ギス監」と呼ばれていたそう。奈良奉行所の牢舎の一部が移築され、現在、司法記念物に指定されています。
朝昼晩、時間によって違う表情を見せる重要文化財の建物。この先もずっと大切に保存するために、私たちができることは何か?と考えさせられます。

「星のや奈良監獄」「奈良監獄ミュージアム by 星野リゾート」

<アクセス>
奈良県奈良市般若寺町18

タクシーの場合
●近鉄奈良駅(京都駅から特急で約40分) から約6分
●JR奈良駅(大阪駅から大和路快速で約50分)から約10分

バスの場合
●近鉄奈良駅から 路線バス「般若寺」バス停まで約6分 下車徒歩約5分
直通バス「奈良監獄ミュージアム前」バス停まで約18分 下車徒歩約1分
●JR奈良駅から 路線バス「般若寺」バス停まで約13分 下車徒歩約5分
直通バス「奈良監獄ミュージアム前」バス停まで約25分 下車徒歩約1分

「星のや奈良監獄」公式サイト

「奈良監獄ミュージアム by 星野リゾート」公式サイト

鈴木亮平さんの旅プランをなぞって……東大寺を参拝!

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JR東海のテレビCM「いざいざ奈良“東大寺編”」では、「奈良監獄ミュージアム by 星野リゾート」「星のや奈良監獄」を訪れる前に、東大寺に足を運んでいた鈴木亮平さん。東大寺に行ったのは学生時代が最後!という人もいるかと思いますが、大人になってその地を訪れると、その壮大さと歴史に改めて圧倒されるはずです。

奈良時代(8世紀)、聖武天皇によって建てられた東大寺ですが、なんといっても有名なのが、約15メートルある“奈良の大仏さま”。この大仏殿は、世界最大級の木造建造物としても知られています。私が訪れたのはちょうど大仏殿で月例法要(寺役)*が行われる日で、厳かな雰囲気の中、参拝させていただきました。

日本が世界に誇る世界遺産である東大寺。鈴木亮平さんのファンはもちろんのこと、CLASSY.読者の皆さんも改めてその重厚な世界に浸ってもらいたい、おすすめの奈良スポットです。

*月例法要(寺役)は〈4月~10月〉午前8時〜、〈11月~3月〉午前8時半〜

大仏さまが安置されている東大寺の金堂(本堂)である大仏殿は、創建以来2度焼失しており、鎌倉時代と江戸時代に再建。現在の建物は江戸時代中期に再建された3代目。
南大門は、東大寺の正門にふさわしい建物。約25.5mの高さがあり、現在の建物は鎌倉時代に再建されたもの。門の左右には、運慶が快慶ら一門を率いて、たった69日間で完成させたという、高さ約8mの国宝・金剛力士立像が向かい合って安置されています。
大仏殿の正面に立つ八角燈籠は、2度の兵火の難を免れ、東大寺創建当初のものが残されています。高さ462cmで日本最古、最大の金銅製燈籠。ぜひ東大寺に行った際は、こちらもチェックしてみてください。

東大寺

<アクセス>
奈良市雑司町406-1

徒歩の場合
近鉄奈良駅から、登大路町を東へ約20分

バスの場合
JR奈良駅・近鉄奈良駅から市内循環バス「東大寺大仏殿・春日大社前」下車徒歩5分
近鉄奈良駅から、ぐるっとバス(大宮通ルート・奈良公園ルート)「大仏殿前駐車場」下車すぐ

「いざいざ奈良 東大寺編」

“奈良は行くからおもしろい”をキーワードにした、JR東海の観光キャンペーン「いざいざ奈良」。奈良の“1300年以上の時を超えて受け継がれてきた魅力”と“今を生きる人たちが新たに発信する魅力”を融合するプラットフォームとして情報を発信しています。第10弾となる「いざいざ奈良 東大寺編」では、俳優・鈴木亮平さんが、今回ご紹介した東大寺や「星のや奈良監獄」「奈良監獄ミュージアム by 星野リゾート」を訪問。その様子もぜひチェックして!

「いざいざ奈良」公式サイト

いかがでしたでしょうか?「星のや奈良監獄」と「奈良監獄ミュージアム by 星野リゾート」が開業されたことで、さらに見所が増えた奈良。この秋の旅先候補に、ぜひ入れてみてください!

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