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「どのシーンも大事なシーンすぎて」『青春ブタ野郎』シリーズ完結編のキーキャラを演じた声優・石見舞菜香が感じたことは?

  • 2026.10.20
【写真・画像】「どのシーンも大事なシーンすぎて」『青春ブタ野郎』シリーズ完結編のキーキャラを演じた声優・石見舞菜香が感じたことは? 1枚目
ABEMA TIMES

2018年放送の『青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない』から続く『青春ブタ野郎』シリーズが、完結を迎える。

【映像】青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない

思春期特有の感情が「思春期症候群」と呼ばれるさまざまな現象を引き起こす物語は、2025年放送のTVアニメ『青春ブタ野郎はサンタクロースの夢を見ない』から大学生編が描かれ、美東美織をはじめとする新キャラクターも登場してきたが、2026年10月16日に公開の『青春ブタ野郎はディアフレンドの夢を見ない』では正体不明のネットシンガー・霧島透子をめぐる謎が明かされていく。

本記事では、美織役を務めた石見舞菜香にインタビューを実施。本作や主人公・咲太の印象などについて話を伺った。

——本作では『サンタクロースの夢を見ない』から登場している美織にもいよいよスポットが当たると言いますか。

石見:『サンタクロースの夢を見ない』では美織ちゃんは当事者として関わるというより、咲太くんと並んで話はするけれどどこか俯瞰して見ていたようなキャラクターでした。

『ディアフレンドの夢を見ない』では美織ちゃんがどう関わっていくのかなと思っていたのですが、これまでミステリアスに感じていた部分が大切に大きく描かれていて。こういうことがあったから今の美織ちゃんになったということを、私自身知ることができました。

——本作で新たな発見があったと。

石見:そうですね。美織ちゃんはコミュニケーションも上手ですし、明るいキャラクターでありながらどこか冷めた一面があったと言いますか。すごく冷静に周りを見ている一面があるようなキャラクターで、咲太くんのことも友達ではなくて友達候補として関係作りがされていましたが、その理由も今回深く描かれていると思います。

——シリーズ完結となるストーリーが描かれますが、美織はキーポイントになるキャラクターですよね。

石見:美織ちゃんとしては、これまでも思春期症候群についてしゃべることはありましたが、本作では咲太くんが言葉を引き出したり、ただ話を聞いてくれたり、信じて寄り添ってくれて。

これまでもたくさんの思春期症候群に向き合ってきてくれた咲太くんの姿勢を感じることができました。咲太くんがいて向き合ってくれたからこそ、美織ちゃんが打ち明けられて話すことができたことがいっぱいあったのだと思います。

2人はけっこう似ているよねという描写は『サンタクロースの夢を見ない』でもあったと思うのですが、お互い言葉にせずともなんとなく察してくれる空気感もあったりして。

——収録は咲太役の石川界人さんと一緒だったとお聞きしました。

石見:そうですね。2人での収録は、どのシーンも大事なシーンすぎて、けっこう気を張って収録させていただいていました。

——高校生だった咲太も大学生になって、徐々に大人になっていくわけですが、『青春ブタ野郎』シリーズ全体を通じて高校生や大学生の心情にとても寄り添った作品だと感じています。最後に石見さんが考える「大人になること」とは、どういうことかを伺えますか?

石見:大人になること……難しいですね(笑)。子どもの頃は時間が経つのが遅く感じて、大人になればなるほど時間が早く過ぎ去っていくという感覚があると思うのですが、子どもは毎日いろいろなことを感じて大きく感情が動くから長く感じられるけれど、大人はある程度のことを経験しているから感情が動くことが少なくて、あっという間に感じるという話を聞いたことがあるんです。

——たしかに、大人になってからの1年と子どもの頃の1年は密度が違うと感じますね。

石見:あえて自分が新しいことをしようと思う選択をしない限りは、教えてもらったことが溜まっていって、徐々にその経験を教えていく立場になると言いますか。

こういうことをしてもらっていたから、(子どもの頃に)不自由なく生きてこられたのだなって気づいて恩返ししたいなと思う瞬間とか、大人の目線を知れたときとか、そういうことがなんとなく大人なのかなって私は思います。

——たしかにいずれ誰にでも訪れる瞬間ですよね。ありがとうございました!

【写真・画像】「どのシーンも大事なシーンすぎて」『青春ブタ野郎』シリーズ完結編のキーキャラを演じた声優・石見舞菜香が感じたことは? 2枚目
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シリーズを通じて思春期症候群と向き合ってきた咲太が、本作ではどのように美織と、そして自らと向き合っていくのか。その行方を劇場で見届けてほしい。

取材・撮影・テキスト/kato
(C)2025 鴨志田 一/KADOKAWA/青ブタ Project

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