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ジョニー・デップの吹き替え声優は誰?平田広明と作品ごとの声

  • 2026.11.6

金曜ロードショーや配信でジョニー・デップの出演作を吹替版で見て、「この声は誰?」と気になった人も多いはず。ジョニーの日本語吹き替えを主に担当しているのは、声優の平田広明だ。1994年の『エド・ウッド』から30年以上にわたり、ジャック・スパロウもマッドハッターも平田の声で親しまれてきた。ただし、作品によっては別の声優が担当している。この記事では、作品ごとの吹き替え声優を表にまとめ、平田とジョニー本人との対面、平田のプロフィールまでを紹介する。(フロントロウ編集部)

ジョニー・デップの吹き替え声優は誰?

ジョニー・デップの日本語吹き替えを主に担当しているのは、声優の平田広明だ。最初にジョニーの声を当てたのは1994年の『エド・ウッド』で、以来『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズのジャック・スパロウ、『アリス・イン・ワンダーランド』のマッドハッター、『ローン・レンジャー』のトントと、個性の強い役ばかりを吹き替えてきた。

テレビ放送でも平田の声は変わらない。2023年8月に日本テレビ系「金曜ロードショー」で放送された『パイレーツ・オブ・カリビアン/生命(いのち)の泉』と『パイレーツ・オブ・カリビアン/最後の海賊』でも、ジャック・スパロウの吹き替えは平田が担当した。シネマトゥデイは平田を「長年ジョニーの日本語吹替声優として活躍」する声優として紹介している。

ジョニー・デップの作品ごとの吹き替え声優

公開年作品ジョニーの役日本語吹き替え
1994年『エド・ウッド』エド・ウッド平田広明(ここから担当)
2003〜2017年『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズ(全5作)ジャック・スパロウ平田広明
2005年『チャーリーとチョコレート工場』ウィリー・ウォンカソフト版=藤原啓治/日本テレビ版=宮野真守
2005年『ティム・バートンのコープスブライド』ビクター(声)木内秀信
2010年『アリス・イン・ワンダーランド』マッドハッター平田広明
2012年『ダーク・シャドウ』バーナバス平田広明
2013年『ローン・レンジャー』トント平田広明
2015年『チャーリー・モルデカイ 華麗なる名画の秘密』チャーリー・モルデカイ平田広明
2018年『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生』グリンデルバルド平田広明

※報道とソフトの仕様で確認できた作品から抜粋

表のとおり、平田以外の声で知られる代表作が『チャーリーとチョコレート工場』だ。ウィリー・ウォンカの声は、DVDなどのソフト版では藤原啓治、日本テレビの「金曜ロードショー」版では宮野真守が担当した。2023年12月に発売されたワーナー・ブラザース創立100周年記念のブルーレイには、藤原版に加えて、それまでソフトに入っていなかった宮野版の吹き替えが初めて収録されている。

一方、『ファンタスティック・ビースト』シリーズの2作目でジョニーが演じた“黒い魔法使い”グリンデルバルドは、映画.comによると平田が担当した。ジョニーはこの役をシリーズ3作目を前に降板し、マッツ・ミケルセンに交代している。

平田広明がジョニーの声で苦労した役は?

平田が「一番演じるのに苦労した作品の一つ」と打ち明けたのが、2015年の『チャーリー・モルデカイ 華麗なる名画の秘密』だ。ちょびヒゲの胡散臭い美術商という役柄で、せりふの多さに、収録の翌日には声をからしてしまったという。

同じ年のシネマトゥデイのインタビューでは、近年のジョニーの役の難しさも語っている。ジャック・スパロウのあたりからせりふが増え、急に叫びだす芝居も多くなったこと。『アリス・イン・ワンダーランド』のとっぴな芝居に「こっちの引き出しはあんまり残っていないぞ」とあたふたしたこと。逆にせりふの少ない『ローン・レンジャー』のトントは、たたずまいが独特で難しかったこと。オファーが来ると、ジョニーのメイクが普通か特殊かがまず気になるようになったという。

声優を意識して吹替版を見てもらえることについては、「『吹き替えでしょ?』と思われがちな部分があり、本人の声の方が良いといわれる方も多い中で、声優を意識して観ていただけることはうれしいですね」と語っていた。

ジョニー本人と会ったことはある?

平田がジョニーと初めて対面したのは、2015年1月27日に都内で開かれた『チャーリー・モルデカイ』のジャパンプレミアだった。吹き替えを始めてから約20年での初対面で、平田は役を演じる苦労を本人に質問。ジョニーは、ナルシストで胡散臭いキャラクターを演じるのは本当に楽しかったと答え、撮影中にせりふをどんどん増やしていったと明かした。平田はジョニーに、ヒゲ付きの花束を贈っている。

2度目の対面は、それから約10年後の2025年12月7日。千葉・幕張メッセで開かれた「東京コミコン2025」のステージに、ジョニーの吹き替えでおなじみの平田が駆けつけた。手渡したのは、平田がサンジ役で出演するアニメ「ONE PIECE」の原作者、尾田栄一郎がデザインした暖簾。平田は「私の知り合いに海賊漫画をよく描いている男がおりまして」と紹介し、会場を沸かせた。

吹き替え声優・平田広明のプロフィール

平田広明は、アニメ「ONE PIECE」のサンジ役、「TIGER & BUNNY」の鏑木・T・虎徹役、「宇宙兄弟」の南波六太役などで知られる声優だ。海外ドラマ「フレンズ」のジョーイ役のほか、ジョニー以外にもマット・デイモンやジュード・ロウなど、ハリウッドスターの吹き替えを数多く務めてきた。

劇団昴に27年間所属し、2012年5月に退団して個人事務所「ひらたプロダクションジャパン」を設立している。2019年の映画『ジョーカー』では、ソフト版で主人公アーサーの声を担当した。2026年9月に日本で公開されたクリストファー・ノーラン監督の『オデュッセイア』でも、マット・デイモン演じる主人公の吹き替えを務めている。

まとめ:ジョニー・デップの吹き替えの要点

  • ジョニー・デップの日本語吹き替えは主に平田広明。1994年の『エド・ウッド』から担当している
  • ジャック・スパロウ、マッドハッター、トント、グリンデルバルドも平田の声
  • 例外は『チャーリーとチョコレート工場』。ウィリー・ウォンカはソフト版が藤原啓治、日本テレビ版が宮野真守
  • 平田とジョニーの初対面は2015年。2025年の東京コミコンで約10年ぶりに再会した

次に吹替版を見る時は、平田の声がどの役でどう変わるのかに耳を澄ませてみるのも楽しいかもしれない。ジョニーの出演作の話題や来日のニュースはジョニー・デップの記事一覧で追いかけられる。

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