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「60代は二度目の青春!」還暦を機に人生を再スタートさせた南果歩さんの思う60代とは?【南果歩さんインタビュー前編】

  • 2026.10.23

見ている人も幸せになる、弾けるような笑顔が魅力の南果歩さん。年を重ねて、ますます活躍を続ける果歩さんにとって、60代とは。 

60代は〝2度目の青春〞。心の自由を楽しみたい

「60代は役割を離れて、個人として生きていく年代。いわば〝2度目の青春”だと思っています」
そう朗らかに語るのは、2年前に還暦を迎えたのを機に、人生を再スタートさせたという南果歩さん。30代、40代、50代……と担ってきた〝誰かの娘”〝誰かの妻”〝誰かの母”という役割を卒業し、自分自身を軸にした人生を歩んでいます。

「20代の青春と違うのは、いままで培った知識と経験があること。より有意義に過すことができるし、責任を果たした後だからこそ、心が自由なんですよね」

とはいえ、長く誰かのために生きてきた人のなかには、「これからなにをすればいいんだろう」「私はなにがしたいんだろう」と、戸惑う人もいるかもしれません。そんな人に南さんが提案するのは、〝小さな選択”から自分を取り戻していくこと。
「いきなり『これからは自分のために生きていこう』なんて考えると、テーマが大き過ぎる。だから、もっとシンプルに物事を捉えればいい。まずは、なにを飲みますか?と聞かれたときに、『みんなと同じもので』と答えるのをやめてみる。自分の感覚に耳を澄ませて、〝好きなもの”を明確にすることで、自分の輪郭がはっきりしてくると思うんです」

小さな選択を重ねることで 自分の〝好き〞が明確になる

食べたいものから、行きたい場所、会いたい人へ。ステップを重ねるうちに、いずれは大きな挑戦にも踏み出せるようになる。そう話す南さんが、60代のテーマのひとつにしているのが、旅です。
「今年、初めてインドへ行ったんです。デリーを訪れ、そこから日帰りでタージマハルにも足を延ばしました。遠くから見ると美しい白亜の建物なのですが、近づくと細かな装飾が施されていて、本当に素晴らしくて。滞在中はインドのアートフェアにも行って、数日かけて現地のアーティストの作品をたくさん見ました。会期中は夜になるとあちこちでパーティが開かれていて、美術館のような邸宅に飾られたアートを見たり、生バンドの演奏を聴いたり……。日本では味わえない時間を過ごせたことも面白かったです。次はエジプトのカイロに新しく開館した博物館を訪れてみたい。やっぱり、自分の目で見なければわからないことはたくさんありますから」

ネットを開けば、瞬時に世界中の情報に触れられる時代。それでも南さんにとっては、実際にその場へ出向き、五感で味わう喜びに勝るものはありません。

レザーブルゾン¥440,000、ワンピース¥132,000/3.1 フィリップ リム(3.1 フィリップ リム ジャパン)、ピアス(大)¥137,500、(中)¥115,500、ネックレス(ロング)¥935, 000、(ショート)¥715,000、リング(左手)¥264,000/すべてシハラ(シハラ トウキョウ)、ショートブーツ ¥189,200/セルジオ ロッシ (セルジオ  ロッシ  ジャパン  カスタマーサービス)

Profile

南 果歩さん
1964年生まれ、兵庫県出身。1984年、映画『伽倻子のために』のヒロイン役で俳優デビュー。2015年には映画『マスタレス』で全米デビュー。自身の経験をもとにピンクリボン活動にも積極的に参加するほか、被災地を中心に読み聞かせボランティアも行っている。近著に『還暦スマイル:人生を笑顔で生きるために必要なこと』(小学館)がある。

撮影/中川真人[magNese] スタイリスト/坂本久仁子 ヘア&メイク/重見幸江 インタビュー・文/工藤花衣

※素敵なあの人2026年11月号「南果歩さんが歩む 笑顔いっぱいの60代」より
※掲載中の情報は誌面掲載時のものです。商品は販売を終了している場合があります。
※画像・文章の無断転載はご遠慮ください

この記事を書いた人 素敵なあの人編集部

「年を重ねて似合うもの 60代からの大人の装い」をテーマに、ファッション情報のほか、美容、健康、旅行、グルメなど60代女性に役立つ情報をお届けします!

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