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方向性が上がるスタンスはどっち?変えるのはアドレスだけ

  • 2026.10.12

現役のツアープロでありながら、レッスン活動も行っている大関は実践的な指導に定評がある。アプローチでは一般的なオープンスタンスではなく、真逆のクローズスタンスを推奨している。

ヘッドをストレートに動かしやすくなる!

方向性が上がるスタンスはどっち?変えるのはアドレスだけ
オープンスタンスで構えると、アドレスした時点でフェースを開いてしまう(×)。クローズスタンスだと自然にハンドファーストになる(○)

「オープンに構えたほうが距離感を出しやすいと感じる人は多いのですが、その構えだとアウトサイド・イン軌道になりやすいですし、フェースをスクエアに合わせようとするとインサイド・アウト軌道でフェースが開くパターンもあります。単純にクラブをストレートに振りにくくもなる。それがオープンスタンスの弱点です」

オープンスタンスをやめると、「フルショットでも少しクローズスタンスにしたほうが方向性がよくなる人が多い。アプローチではバックスイングでもダウンスイングでもオンプレーン軌道になるので、コントロール性が格段によくなります」

シューズ半分くらい右足を下げる

3 0ヤード以内のアプローチは、スタンス幅をあまり広げない。右足をシューズ半分くらい下げてクローズにすればOK

左足が軸になって下半身が安定しやすい

アプローチは打ち終わった後に、バランスを崩してしまう人がいる。その原因もオープンスタンスだと大関はいう。

「アプローチでも小さく体重移動することは必要ですが、オープンスタンスにしているとダウンスイングからインパクトにかけて、右足から左足への体重移動がしにくくなります。その結果、右足に体重が残ったまま打ってしまうのでバランスが崩れる。そうなるとダフリやトップのミスにつながります」

安定感を出すためにも、クローズスタンスがオススメだそうだ。

「クローズスタンスにすると左足が軸になるので、体がブレにくい。ダウンスイングで体重移動するときも下半身が安定します」

構えやすい理由でオープンにするアマチュアが多いが、スイング理論的にはクローズスタンスのほうが安定感があったのだ。

【クローズスタンス】ストレート軌道で左足体重になる

左足が軸になるので上半身が回しやすい。ストレートな軌道で振れて、理想とする左足体重でボールを打てる

【オープンスタンス】カット軌道は右足体重になりやすい

スタンスのラインに沿ってヘッドを動かすとカット軌道になりやすい。また、右足が前にあると右足体重のままボールを打ってしまいがち

肩のラインはスクエアに合わせる

クローズスタンスで構えても、肩のラインはスクエアに向ける。肩のラインを意識して腕を動かすと、ストレート軌道になりやすい

いかがでしたか? ぜひ、レッスンと解説を参考にして練習してみてください。

大関 翔
●おおぜき・かける/ 1987年生まれ。14年のプロテストに合格し、18年に山梨県オープンで優勝。現役ツアー選手でありながら、都内のFiveelements(☎03-6712-5701)でレッスン活動も行っている。

構成=野中真一
写真=相田克己
協力=Five elements 西麻布店

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