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NHK朝ドラ『ブラッサム』(10)清治「死にとうない」壮絶な最期

  • 2026.10.9
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女優の石橋静河さん(32)がヒロイン葉野珠を演じるNHK連続テレビ小説『ブラッサム』(月~金曜午前8時、土曜は1週間の振り返り)の第10回が9日に放送され、父・清治(渡部篤郎さん)が亡くなり、複雑な思いを抱えながらも珠が自分の好きな道に歩み始める姿が描かれました。この日の放送では、清治の壮絶な最期に多くの視聴者が複雑な思いを抱き、Xでは「おととさま」というワードがトレンド入りするなど大きな反響を呼んでいます。

『ブラッサム』作品概要(※敬称略)

モデル 宇野千代
明治、大正、昭和を生き、自由を求め続けた作家 あらすじ 山口・岩国に生まれた主人公が、文学との出会いや様々な人々との交流を通して成長し、作家への道を歩んでいく姿を描く。 脚本 櫻井剛 ほか
(代表作:『あなたのブツが、ここに』『ブギウギ』など) 主題歌 YOASOBI『咲き誇れ』
※作家・綿矢りさの書き下ろし小説をもとに制作 語り 三條雅幸 アナウンサー(NHK)

「死にとうない…死にとうない…死にとうない…」

突如あらわれた自身の幻影に錯乱した清治は、包丁を持ったまま商店街へ向かいました。

「まだじゃ…まだ逝ってたまるかぁ」。店頭の商品を壊しながら包丁を振り回す清治をじっと見ていた珠は、「家に帰ろう」と声をかけ、清治の前に立ちはだかりました。清治は包丁を手放し、珠を抱き締めながら「珠…わしゃあなぁ結局なんも…死にとうない…死にとうない…死にとうない…」と繰り返しました。

「お父さまが死んだいうのに、心がせいせいしよる…」

清治が旅立ちました。ある日、珠は縁側で、清治が何を思っていたのかをぼんやりと考えていました。そこへ継母、リョウ(国仲涼子さん)も加わりますが、2人とも答えを出せません。

「なんでじゃろう…。お父さまが死んだいうのに、心がせいせいしよる…ひどい娘じゃ」。そう自らを責める珠に、リョウが「それでええんよ…。それでええ」と寄り添いました。

「ウチね、好きなことをすることにしたんよ」と笑顔の珠

年が明け、珠は弟妹たちのために物語を書き、読み聞かせをしていました。そこに幼なじみの岩田梅(松本穂香さん)が羽子板を持って遊びに来ます。

羽子板の途中、梅は嫁入りが決まったことを打ち明けました。父・幸三(八嶋智人さん)が持ってきた縁談で、梅は明るく話していましたが、向かいの店で働く徳一(井上拓哉さん)を見つめる表情には切なさがにじんでいました。

梅から心境を尋ねられた珠は、「ウチね、好きなことをすることにしたんよ。今までずっと自分が何をしたいんか、よう分からんままじゃった。けど、今は分かる」と笑顔をのぞかせました。

「書きたい気持ちがあふれて、どうしようもないんよ」

そして珠は、高等女学校の親友、角田忍(木竜麻生さん)と森岡稲子(華優希さん)、橋本タエ(中井千聖さん)に、再び同人誌『黎明』を作ろうと持ちかけます。

「見つからんようにしたらええ」と話す珠に、タエは「急にどうしたん?」と不思議そうな顔をします。珠は「なんでじゃろ…。書きたい気持ちがあふれて、どうしようもないんよ」と心境を明かしました。それに忍は「ええよ、やろう!」と笑い、珠が意欲を見せたことを大いに喜びました。

4人は好きな格好で集まり、写真館で記念の集合写真を撮ることにしました。忍は袴と学生帽という男装姿で登場して、3人を驚かせました。

SNS「最後に全部持っていかれた」と渡部篤郎に絶賛の嵐

『ブラッサム』の第10回の放送に対し、SNSでは、視聴者から様々な反応が寄せられています。

朝ドラ「ブラッサム」第10回 SNS反響まとめ

【分析データ】
調査対象:X (旧Twitter)に寄せられた関連コメント
調査期間:10月9日(金)8:15~9:15
サンプル数:450件 / 調査方法:テキストマイニング

「圧巻の演技力に脱帽!」渡部篤郎演じる父・清治の最期に大反響 商店街で包丁を振り回す大騒動の末、珠を抱きしめて「死にとうない」と言い残し亡くなった父・清治。渡部篤郎さん(58)の鬼気迫る演技に絶賛の声が殺到しました。単なる「ダメ親父」に収まらない複雑な人間臭さを見事に表現し、「彼にしかできなかった役」「最後に全部持っていかれた」と多くの視聴者の心を揺さぶっています。

「清々しい」珠の心情に共感多数!テンポの良さも高評価 父親の死に対し、悲しみよりも束縛から解放されて「清々しい」という感情を抱く珠。その複雑でリアルな心情に「痛いほど気持ちが分かる」と寄り添うコメントが多数寄せられました。また、無駄な引き伸ばしのないスピーディーな物語の展開も「テンポが抜群」と高く評価されています。

「この先の生活費はどうなるの?」葉野家のリアルな今後に心配の声 感動の最期の一方で、蓄えもなく、無収入状態にある葉野家の経済状況を冷静に心配する声も少なくありません。「本家が支援するのか」といった鋭いツッコミも見られました。清治という嵐が去り、自らの好きな道を見つけた珠がどう生きていくのか、次週の恋愛模様を含めて期待が高まっています。

ライターコメント

渡部篤郎さん演じる清治の、狂気と人間臭さが入り混じった最期の姿には思わず息を呑みました。「ダメな父親」と一言では片付けられない愛憎を見事に演じきった渡部さんに、拍手を送りたいです。そして、父の死を通してついに「好きなことをする」と決意した珠。悲しみよりも「せいせいしよる」という本音を吐露するリアルな感情描写が、このドラマの魅力ですね。再び筆を執った珠が今後どんな物語を紡ぎ出し、そして次週からどんな恋愛模様が待ち受けているのか。ますます目が離せません。

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