1. トップ
  2. エピソード
  3. 「そんなに『いい子』でいようとしなくても大丈夫」事故に遭った私に気を使う息子と、きちんと向き合って話をしてみた話

「そんなに『いい子』でいようとしなくても大丈夫」事故に遭った私に気を使う息子と、きちんと向き合って話をしてみた話

  • 2026.10.9

わが子がいい子に育ってくれるのは、親からしたらうれしいこと。でも状況によっては、それを心から喜べない場合もあるようです。今回は「反抗期だった息子が、私の交通事故をきっかけに『いい子』になった」という女性のお話をご紹介いたします。

美鈴は夫と中学生の息子・朝陽と三人で暮らしています。朝陽は最近まで反抗期でしたが、いまでは別人のように「優等生で優しい子」になっています。しかしその状況を、美鈴は心から喜ぶことはできませんでした。
朝陽がこのようになったきっかけは、美鈴が交通事故に遭ったことです。反抗期真っ只中の朝陽が美鈴と口論になり、「うざいからさっさと消えろよ」と暴言を吐いたので、美鈴はショックを受けて家を出て行ってしまいました。その後一人になって冷静さを取り戻した美鈴は「帰って朝陽ときちんと話し合おう」と思っていたのですが、帰り道に車にはねられてしまったのです。
美鈴は病院に運ばれ、意識不明の重体に。その姿を見た朝陽は「母さんが事故に遭ったのは、俺が『消えろ』と言ってしまったからだ」と自分を責めました。美鈴が目を覚ますと、朝陽はすぐに謝りました。
素直に謝る朝陽を見て、美鈴はうれしさよりも不安を感じました。「自分がこのタイミングで事故に遭ったことで、息子にとんでもないトラウマを植え付けてしまったのでは」と感じたのです。
その後美鈴はリハビリを経て退院。家に帰ると、朝陽は美鈴が大好きなパンケーキを焼いて待っていました。パンケーキを食べて「ありがとう。美味しいよ」と微笑む美鈴。しかしつい最近まで反抗期だった息子が別人のように優しくなり、明らかに自分に気を使っているこの状況に、美鈴は違和感を抱きました。

ますます大きくなる違和感

「子どもが安心して本音を言える関係性」が理想

美鈴は「朝陽がのびのびと過ごせるよう、安心して本音を言える関係性を目指す」と決めました。「子どもがいい子になった」という結果だけを見るのではなく、それまでの経緯や子どもの心情から「本当に今の状況のままでいいのか」を考えることはとても大切ですね。

※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。

元記事で読む
の記事をもっとみる

注目コンテンツ