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住まいとは、自分だけの宇宙。ルカ・グァダニーノとステファノ・バイージが「ザラホーム」で描く“欲望のアトラス”

  • 2026.9.30
Zara Home

映画監督ルカ・グァダニーノと、プロダクションデザイナー兼建築家のステファノ・バイージが「ザラホーム」とコラボレーション。二人が描くのは、家具やオブジェを通してひとりひとりの欲望や憧れを映し出す、新たな住まいの風景だ。

David Sims

グァダニーノとバイージは、映画監督とプロダクションデザイナーというそれぞれの立場から、約10年にわたって協働を続けてきた。映画をはじめ、インテリアやファッションへと活動の領域を広げながら、独自の世界観を築いてきた二人。今回の「BAISI GUADAGNINO for Zara Home」は、そのシネマティックな世界観を、初めて住まいへと広げるプロジェクトだ。

コレクションは、家具や照明、テーブルウェア、テキスタイル、ラグ、ミラー、キャンドルからウェアまで200点以上。「ザラホーム」史上最大規模のコラボレーションとなる。

Hearst Owned

ウィーン分離派からブラジル・モダニズムまで。時代と場所を横断するデザイン

ひとつの様式にとどまらないのも、このコレクションの面白さだ。インスピレーションとなったのは、ウィーン分離派の幾何学的な造形、フランスのアール・デコに見られる優雅な曲線、ブラジル・モダニズムの温もり、そしてイタリアン・ラディカルデザインの官能性。異なる時代や地域のデザインを自由に行き来しながら、それぞれの要素を現代のインテリアへと再解釈している。

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実際にコレクションを見てみると、幾何学的なラインと有機的な曲線、重厚感のある家具と大胆な柄や色彩など、異なる要素がひとつの空間のなかで共存している。端正に整えるのではなく、異なる時代やスタイルを重ねることで生まれる豊かさこそ、二人が描くインテリアの魅力といえる。

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ひとつひとつの家具が描く、“欲望のアトラス”

コレクションを象徴するキーワードが、「ATLAS OF DESIRE=欲望のアトラス」だ。

椅子やランプ、サイドテーブル、壁の色、香りなど、住まいは、その都度の選択が積み重なることで、その人だけの世界になっていく。今回のコレクションでは、家具やオブジェを単なる機能的な道具としてではなく、持ち主の好みや憧れ、さらには本人もまだ気づいていない欲望までを映し出す存在として捉えている。

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<写真>そんな世界観を反映するように、オブジェには、“PURKERSDORF”“NAPE”“SACRED SPRING”といった固有の名前が付けられており、なかには、ウィーン分離派を想起させるネーミングもあり、機能だけでは語れない物語が一つひとつに与えられている。左 “THE SACRED SPRING TABLE”¥ 639900 右 “THE PURKERSDORF CHAIR”¥ 169900

David Sims

そして今回のプロジェクトは、二人の原点である映画へと再びつながっていく。コレクションのローンチに合わせ、グァダニーノが監督を務めるショートフィルムも公開。脚本は『コンテイジョン』などで知られるスコット・Z・バーンズ、出演にはジェイミー・ベル、チェイス・スイ・ワンダーズ、マイケル・スタールバーグ、パトリシア・アークエットが名を連ね、プロダクションデザインはバイージが担当する。アパレルでは、メンズスーツを起点に、マスキュリンとフェミニンの境界を行き来するワードローブを展開。デビッド・シムズが撮影したキャンペーンビジュアルでは、服と家具、人物が溶け合うようなシネマティックな世界が描かれている。

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「BAISI GUADAGNINO for Zara Home」は2026年9月26日より、「ザラホーム」および「ザラ」のオンラインストア、世界各国の一部店舗で発売。9月26日、27日にはミラノ・ファッション・ウィークに合わせ、「La Pelota」でグァダニーノとバイージによる特別なインスタレーションも公開される。

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