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愛用する住まい、どこが変わりましたか?写真家・高橋ヨーコが満を持して塗り替えた玄関の扉

  • 2026.10.29
写真家・高橋ヨーコ 自宅 玄関、2階扉

高橋ヨーコ(写真家)

たかはし・よーこ/1970年生まれ。京都府出身。アシスタントを経験した後独立。2010年にサンフランシスコに移住。20年帰国。広告、エディトリアルなど幅広く活躍する傍ら、世界各地を旅し、写真集やビジュアルジャーナルを多数刊行するなど精力的に活動している。

満を持して玄関の扉を好みの色に塗り替えました

オーダーしたのは、「柿っぽい色で」。宮脇檀(まゆみ)が設計した〈森ボックス〉という名の住宅に引っ越したのが2020年。写真家の高橋ヨーコさんは、築50年近いこの家を、オリジナルの良さに近づけることを意識しながら、コツコツと自分好みの改修を続けている。

2025年、満を持して玄関の扉の色を塗り替えた。信頼を寄せる塗装のプランニング会社〈COAT〉にサンプルを依頼したところ、「いっぱい作ってくれて。玄関に貼って研究したら、いい色がほかにもあって塗りたくなって」。

結局、当初は予定していなかった、ベッドルーム、風呂場、トイレ、2階の各扉も塗り直すことにした。特に2階のパントリーの出入口の扉は、「grassland」と命名された文字通り草原のような色。「2階に上がるたびにうっとりしてます」

写真家・高橋ヨーコ 自宅 玄関
玄関は塗り直しただけでなく取っ手も取り替えた。いつか使いたいと思っていた旧ソビエト製。チープな質感が気に入っている。
写真家・高橋ヨーコ 自宅 2階扉
居間に続く扉は、限りなく玄関に近いが違う色。パントリー側の扉の色は「屋外で使うにはアンニュイな色だったので」2階に。

日頃からカラーチャートを眺めて飽きない。「いい色が見つかったら塗りたくなる」という。好みの色の系統は、ミッドセンチュリーの米国で人気だったアイクラー・ホームみたいな色。

「いや、もしかしたら好きな色を使ってるからアイクラー・ホームが好きなのかもしれない」。庭の植物も、住み始めた当初から棟梁と呼びたいほど頼りにしている庭師に、好きな植物ならぬ「好きな色の植物」を伝えて造園計画を立てている。

「すごい好きなグリーン系とかが割とはっきりあるんです」。いつでもどこでも色ありき、なのだ。

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