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読めますか?日本の伝統色「尾花色」“びばないろ”とは読みません

  • 2026.9.25

日本の伝統色を知る

尾花色(おばないろ)
尾花色(おばないろ)

日本の伝統色「尾花色」とは……

秋の野に揺れるススキの穂先のような白が尾花色。ススキは山野を美しく彩る植物で、茎は「かや」と呼ばれ、古くから屋根材として使われてきました。そのため集落の近くにススキの草原が広がることもありました。秋に先がふわりと開く穂は動物の尾に似ていることから「尾花」と呼ばれ、秋の七草の一つとして親しまれています。「万葉集」にも詠まれるように、どこか物憂げで、風に揺れる姿とともに切なさを感じさせる、根元に近い淡い白の色合いです。

尾花色 = おばないろ

 

ススキは十五夜の飾りにも用いられ、魔よけや豊作祈願の意味が込められています。秋の風習として今も親しまれています。「尾花色」は、おばないろと読みます。

DIC 日本の伝統色:C0 M9 Y19 K5 / R243 G222 B196/尾花色(おばないろ)

「日本の伝統色を知る」とは
美しい日本の伝統色、その漢字の読み方、色の背景なども合わせてご紹介していきます。いにしえから紡いできた日本の感性をともに味わってみましょう。

 

 

参考図書:「美しい日本の伝統色」PIEインターナショナル刊、「365日にっぽんのいろ図鑑」暦生活著 玄光社刊

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