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久々の再会で父親が余命半年と聞かされ泣き崩れる姉妹【お父さんの娘は私だけ】

  • 2026.9.16

最期の時が近づいた父幹久さんの病室で「お父さんの娘は私だけ。だから遺産だって私とお母さんだけのもの」とこれまで抱えていた不満を口にした長女亜美さんを見て、純子さんは愕然とします。次女の菜美さんは、元々は純子さんの姉の娘でしたが、3歳のときに母親を亡くした菜美さんを純子さんと幹久さんが引き取って養子にし、亜美さんと分け隔てなく愛情を注いで育てました。運動が得意で活発な亜美さんと、物静かで勉強が得意な菜美さん。タイプの違う2人ですが、とても仲の良い姉妹でした。その後、地元企業に就職した亜美さんは、跡取りの輝明さんと結婚し、レンくんに恵まれ、誰もが知る大企業に就職した菜美さんは、職場で出会った直人さんと結婚し、ヒナちゃんに恵まれました。娘たちが幸せな家庭を築いていることを純子さんも幹久さんも嬉しく思っていました。しかし、輝明さんの会社の経営が傾き始めると、亜美さんは菜美さんに劣等感を強く抱き始めます。その後、亜美さん家族は自宅を手放すことになり、賃貸マンションへ引っ越し。一方の菜美さん家族は、実家近くに一軒家を購入しました。菜美さんの新居に招かれた亜美さんは、リビングに飾ってある楽しそうな家族写真などを見て「いいよね。菜美は恵まれてて」と何不自由なく幸せそうな菜美さんと自分を比べて卑屈になり、周りに苛立ちをぶつけました。この日を境に、亜美さんは以前よりも菜美さんや純子さんと距離を置くようになり、純子さんは昔のように仲の良い姉妹に戻ってほしいと頭を悩ませていました。しかし、そんな純子さんにさらなる苦難が訪れます。夫の幹久さんが病院で受けた検査結果が思わしくなかったようで、家族と一緒に病院に来るように言われているというのです。

夫の余命宣告を娘たちに報告

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娘たちの仲を心配していたある日、いつものように朝食を食べていると、幹久さんが神妙な顔で数枚の紙を差し出しました。幹久さんは少し前に病院で検査を受けていたのですが、その結果が良くなかったようで、家族と一緒に病院に来るように言われたというのです。最悪の事態が頭をよぎり、私は言葉を失いました。

数日後、私は亜美と菜美を近くのカフェに呼び出しました。亜美が「何よ、私、忙しいんだけど」と不機嫌そうに席につくと、菜美は場を和ませようとしてくれたのか「お母さんがカフェに誘ってくれるの、久しぶりだね」と笑顔で言いました。

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少し世間話をした後、「実はね」と切り出し、病院の先生に告げられたことを2人に話した私。幹久さんの病気がかなり進行していること、積極的な治療は難しいこと、そして・・余命が半年ほどだと考えられることを伝えながらも、私もまだ信じられない気持ちです。

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「お父さんが・・」「そんな、信じられない」と絶句する2人。「お母さんだって、まだ信じられない。どうしたらいいの・・」我慢していた涙が一気に溢れてきました。

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2人も「お母さん、泣かないで。私たちもいるから」「そんな、お父さんがいなくなるなんて、どうしよう」と泣き崩れ、私たちはしばらく泣くことしかできませんでした。

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カフェを出た後、自宅まで私を送ってくれた菜美は「私、いつでも来るから。お母さんがつらいときは呼んでね。週末はヒナたち連れてくるから」と気遣ってくれました。幹久さんのことを考えると不安でいっぱいですが、娘たちがいてくれてよかったと心から思いました。

幹久さんの突然の余命宣告で絶望に打ちひしがれる純子さん、亜美さん、菜美さん。心が挫けてしまいそうな状況ですが、励まし合える家族がいることが救いですね。これをきっかけに家族の絆がより深くなるかもしれません。

※ストーリーはフィクションです。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。

原案:ママ広場編集部 脚本:船井 秋 編集:石野スズ
作画:ポジョ

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