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父親のいない気持ちは分からないと、母子家庭を盾にして妹を優先することを正当化する夫【夫は妹至上主義】

  • 2026.4.23

ユキノさんは、事あるごとに年の離れた妹カオルさんを優先する夫シンジさんに不満を抱えていました。家族優先に納得した上で交際を始めたものの、記念日もクリスマスイブも後回しにされて不満は募るばかり。それでも好きな気持ちが大きかったユキノさんは、カオルさんの結婚を見届けた後にシンジさんと夫婦になり、息子ケンシンくんを授かりました。結婚後のシンジさんは家族を第一に考えてくる模範的な夫に。しかしそんな時間も長くは続かず、カオルさんの離婚と共に幸せな日々は崩れていきます。シンジさんはカオルさんを支えたいと、家族を放って頻繫に会いに行くように。運動会すらカオルさんの息子タイガくんを優先するシンジさんにやっとの思いで不満を伝えると、お詫びにケンシンくんを遊園地に連れて行くと約束してくれました。しかし実際は、カオルさんたちとの先約にユキノさんたちを誘っただけだったのです。不満を抱えながらも遊園地に到着したユキノさんとケンシンくんでしたが、タイガくんの心ない言葉によってケンシンくんは泣き出してしまいました。しかし、「パパはぼくのパパだよね」と泣きじゃくるケンシンくんを見ても、シンジさんは笑って受け流すだけ。ユキノさんは楽観的すぎる彼の姿に怒りを覚えました。

息子よりも妹家族の気持ちを優先

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父親を盗られてしまうのではないかというケンシンの不安を、シンジは笑って受け流すだけ。そもそも、シンジが、実の息子であるケンシンよりもカオルさんとタイガ君を優先するからこんな事態になっているのに・・・彼のあまりにも楽観的な態度に私ははらわたが煮えくり返る思いでした。

その日の夜。私はシンジに「今日のこと本気?タイガ君の新しい父親になるって」と怒りで体を震わせながら問いかけました。するとシンジはきょとんとした表情で「ん?言ったよ?」と悪びれる様子は一切ありません。私は込み上げる怒りを必死に抑えて「ケンシンがどんな気持ちだったか分かる?」とたずねます。

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するとシンジは呆れたようにため息をついて「それを言ったら、父親のいない子どもの気持ちなんてユキノには分からないだろ?それに俺は母親の苦労を知ってるんだ、カオルを助けるのは当然だろ」と突き放すように言いました。

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シンジの言い分は分かります。だけど、ケンシンはシンジの息子なのに、約束も守ってくれない、運動会にも来られない、そのうえタイガ君の新しい父親になるなんてあんまりです。しかし、必死にそう伝えてもシンジには届かないようで「だーかーらー、俺は母子家庭で育って・・・」と話は平行線。

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耐えられなくなった私は「母子家庭で育ったなら、ケンシンの気持ちが分かるはずでしょう!?ケンシンは今、あなたから見捨てられるかもって不安になってるんだよ?」と必死に声を荒げます。

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シングルマザーになったカオルさんを助けること自体は、もちろん否定するつもりはありません。実際にすごく大変だろうし、身内なら尚更支えたいと思う気持ちも分かります。だけど、それはたったひとりの息子であるケンシンを傷つけてまですることではない・・・私はそう思わざるを得ませんでした。

母子家庭で育った人にしか分からない寂しさがあるのは理解しているつもりですが、それはたったひとりの息子であるケンシン君を蔑ろにしていい理由にはなりませんよね。家族だから離れていかないとでも思っているのでしょうか。

※ストーリーはフィクションです。 登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。 創作漫画としてお楽しみください。

原案:ママ広場編集部 脚本:のきわだ 編集:石野スズ
作画:まりお

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