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いい子ぶらないで。妹の言葉を聞くと惨めな気持ちになる【お父さんの娘は私だけ】

  • 2026.9.14

最期の時が近づいた父幹久さんの病室で「お父さんの娘は私だけ。だから遺産だって私とお母さんだけのもの」とこれまで抱えていた不満を口にした長女亜美さんを見て、純子さんは愕然とします。次女の菜美さんは、元々は純子さんの姉の娘でしたが、3歳のときに母親を亡くした菜美さんを純子さんと幹久さんが引き取って養子にし、亜美さんと分け隔てなく愛情を注いで育てました。運動が得意で活発な亜美さんと、物静かで勉強が得意な菜美さん。タイプの違う2人ですが、とても仲の良い姉妹でした。その後、地元企業に就職した亜美さんは、跡取りの輝明さんと結婚。誰もが知る大企業に就職した菜美さんは、職場で出会った直人さんと結婚。娘たちが幸せな結婚生活を送っていることを純子さんも幹久さんも嬉しく思っていました。しかし、輝明さんの会社の経営が傾き始めると、亜美さんは菜美さんに劣等感を強く抱き始めます。その後、亜美さん家族は自宅を手放すことになり、賃貸マンションへ引っ越し。一方の菜美さん家族は実家近くに一軒家を購入しました。新居に招かれた亜美さんは、リビングに飾ってある菜美さん家族の楽しそうな旅行の写真などを見て「いいよね。菜美は恵まれてて」と漏らします。

恵まれた妹の言葉はきれいごと

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一軒家を購入した菜美が、新居に私たち夫婦と亜美家族を招待してくれました。菜美の手料理を絶賛し「亜美はスーパーの総菜ばっか」と輝明さんに言われた亜美は「仕事が忙しすぎて料理する時間なんてあるわけない」と苛立っており、その後、リビングに飾られていた菜美家族の旅行の写真や、ヒナのバレエの発表会の写真を見た亜美は「いいよね。菜美は恵まれてて・・」と呟きました。

「恵まれてる」と言われた菜美が「亜美ちゃんだって、レン君もいて家族仲いいじゃん」と返すと、亜美は「うちの現状知ってるでしょ、いい子ぶらないで」と卑屈な笑みを浮かべました。

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「ちょっと亜美、レンもいるのに何言い出すの」私はさすがに口を挟んでしまいました。菜美も「・・亜美ちゃん、どうしたの?」と困惑気味に言いますが、亜美は「別に~。出来損ないの姉のたわごとってだけ」と吐き捨てるように言い、「輝明、レン、もう帰るよ」と帰宅を促しました。しかし、ヒナとゲームで遊んでいたレンは「えー、まだゲームしたい」と動こうとしません。

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すると、「ダメ、帰るの」と亜美は声を荒げ、「だって、このゲーム買ってくれないじゃん」と反発するレンに「いいから!」と押さえつけるように言いました。亜美の剣幕に驚いた輝明さんと直人さんも集まって来ました。

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すると、輝明さんが「じゃあ、このゲーム機お借りしてもいいですか?」と言い出しました。ちょっと図々しいのではないかと驚いていると、直人さんは戸惑いながらも「ど、どうぞ」と返答。輝明さんはお礼の言葉もなく「さすが、余裕ありますね~」と言って、本当にゲーム機を借りて帰って行きました。

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断り切れずヒナのゲーム機を勝手に貸してしまった直人さんは、後からヒナに謝ったそうですが、ヒナは「きなこがいるからいいよ」と笑って許してくれたそうです。この日を境に、亜美はますます私たちや菜美に寄り付かなくなっていきました。

自分に余裕がないと、どんな言葉も卑屈に受け取ってしまうことがありますよね。今は菜美さんの何を見ても聞いても亜美さんは否定的に考えてしまうので、少し距離を置くのは正解かもしれませんね。

※ストーリーはフィクションです。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。

原案:ママ広場編集部 脚本:船井 秋 編集:石野スズ
作画:ポジョ

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