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「こぉんなやさしい姑いないわよ?」押しつけられる“やさしさ”に困惑…母の過去が少しずつ明らかに<母の口癖は可哀想>

  • 2026.9.11

優子さんの母・フミヨさんは、昔から何かにつけて「可哀想」と口にする人でした。弟・ノボルさんの結婚相手・綾乃さんにも、学歴や家庭環境をめぐって失礼な言葉を重ねてしまいます。けれど綾乃さんは、明るさとユーモアでフミヨさんの言葉を受け流してきました。それでも綾乃さんを認めきれないフミヨさんは、今度は「わが家の嫁にふさわしいか見極めてやる」と考えます。そして、ぎっくり腰だとウソをつき、家事をさせるために綾乃さんを家へ呼び出して……。

フミヨさんは、家事をさせることで綾乃さんを試そうとしますが、ノボルさんが一緒に来たことで計画はうまく進みません。綾乃さんに家事をさせまいとするノボルさんの姿に、フミヨさんは怒りを爆発させます。

「家事は女の仕事」「男性に家のことをさせるなんて恥!」と、綾乃さんを責め立てるフミヨさん。しかし綾乃さんは、怒り返すのではなく「もしかして、誰かに言われたことですか?」と静かに問いかけました。

その言葉にハッとしたフミヨさんは、夫と結婚したばかりのころ、義母から言われた言葉を思い出して……。

義母の独りよがりな発言にモヤッ……

義母から「旦那さんの稼ぎで暮らし、女は家庭に入るのが幸せ」と言われたフミヨさんは、「私は幸せ者です」と言うしかありませんでした。夫はやさしく、結婚生活は幸せだったものの、義母は突然家に押しかけてくるようになります。

買い物に出ていただけでも「自由があって幸せね」と嫌みを言い、自分を“やさしい姑”だと語りながら長居しました。さらに義母は、たけのこを10本持ってきて、息子の好物だからと下処理を頼みます。フミヨさんは断ることもできず、その日は一日かけてたけのこを茹でることになるのでした。

◇ ◇ ◇

「あなたは幸せね」と言われても、本人が苦しさを感じているなら、それは本当の意味での幸せとは少し違うのかもしれません。親切そうに見える言葉や行動でも、相手の都合を考えずに押しつけてしまえば、負担になってしまうことがあります。

ましてや「私はやさしいのだから感謝して」と求められると、断ることさえ難しくなってしまいますよね。誰かのためを思うなら、自分の理想を押しつけるのではなく、相手がどう感じているかにも目を向けたいですね。


著者:マンガ家・イラストレーター 山野しらす

ベビーカレンダー編集部

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