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ドゥカティが海へ進出、ピレリ&SACSマリンと100周年記念ボートを開発

  • 2026.9.9

ドゥカティが創業100周年を機に、タイヤメーカーのピレリ、イタリアの造船会社SACSマリンと共同で新型ボートを開発したと発表した。ドゥカティのデザインや技術思想を初めて船舶に落とし込んだプロジェクトで、2026年9月開催のカンヌ・ヤヒティング・フェスティバルで世界初公開される。

ピレリのスピードボート群に、ドゥカティ由来の新型艇が加わる

今回の新型艇は、ピレリとSACSマリンが20年以上にわたり展開してきた「ピレリ・スピードボート」シリーズの最新モデルにあたる。両社はこれまでマキシRIB(大型ゴムボート)というジャンルを開拓してきたが、そこに新たにドゥカティが加わる形になった。

ボートのデザインはドゥカティの「チェントロ・スティーレ」が携わり、同社の歴代モデルの中でも屈指の存在とされる1台の外装からインスピレーションを得たという。具体的な車名は明かされていないが、レーシングモデルを思わせるカラーリングやディテールが随所に採り入れられているとしている。

3社が語る「性能へのこだわり」という共通言語

ドゥカティのCEOクラウディオ・ドメニカリ氏は、「性能はドゥカティ、ピレリ、SACSマリンが日々語り合ってきた共通言語だ」とコメント。製品のジャンルは異なっても、妥協のないディテールへのこだわりという姿勢は共通しているとの考えを示した。

ピレリのデザイン&アセット部門を統括するマルコ・マリア・トロンケッティ・プロヴェラ氏は、SACSマリンとの20年来のパートナーシップに触れつつ、「ドゥカティの参加によってこのプロジェクトは新たな段階に入った」と述べた。SACSマリンのニコラ・アントネッリ氏も、エンジンやスピード、自由を愛する層に向けた製品であることを強調している。

二輪の枠を超えたブランド展開、世界初公開は9月のカンヌ

ドゥカティにとって今回のプロジェクトは、創業100周年を記念する取り組みの一つであると同時に、二輪の世界を越えてブランド価値を広げる試みでもある。発表資料では「これまで培ってきたDNAを損なうことなく、新たな文脈でファンとの接点を生み出す機会」と位置づけている。

新型艇の詳細な仕様や名称は明らかにされていないが、2026年のカンヌ・ヤヒティング・フェスティバル会場で開催される専用イベントにて、正式にお披露目される予定だ。ドゥカティファンだけでなく、マリンレジャー愛好者からの反応にも注目したい。

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