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「女は家庭に入るのが幸せ」夫の稼ぎで暮らすよう迫る義母…偏った価値観の原点とは?<母の口癖は可哀想>

  • 2026.9.10

優子さんの母・フミヨさんは、昔から何かにつけて「可哀想」と口にする人でした。弟・ノボルさんが結婚を決めると、フミヨさんは相手の綾乃さんにも「可哀想」と決めつけるような言葉を向けるように。学歴や家庭環境に口を出し、両家顔合わせでも失礼な発言を重ねてしまいます。それでも綾乃さんは、明るさとユーモアでフミヨさんの言葉を受け流してきました。そんな綾乃さんを認められないフミヨさんは、今度は「わが家の嫁にふさわしいか見極める」と考えて……。

綾乃さんを認められないフミヨさんは、“わが家の嫁にふさわしいか”を見極めようと考えます。そこでフミヨさんは、ぎっくり腰になったとウソをつき、家事を手伝わせようと綾乃さんを呼び出しました。

しかし一緒に来たノボルさんは、綾乃さんに家事をさせるどころか、自分がすべて引き受けると言い切ります。さらに、「綾乃さんのために家事をするのは当然だ」とまで言い切ったのです。

自分の価値観とは正反対の息子の姿に、フミヨさんはついに怒りを爆発。「家事は女の仕事」「男性に家のことをさせるなんて恥」と、綾乃さんを責め立ててしまいました。ところが綾乃さんは、フミヨさんを責め返すのではなく……。

私は幸せだと思っていたのに……

綾乃さんから「表情がすごくつらそう」と言われたフミヨさんは、思わずハッとします。そして、夫と結婚したばかりのころのことを思い出しました。

当時、義母から「うちの自慢の息子と結婚できるのだから幸せ者」と言われたフミヨさん。さらに、仕事を辞めて家庭に入るよう一方的に求められます。

本当は驚き、言いたいこともあったフミヨさんでしたが、義母の強い言葉に逆らえず、「私は幸せ者です」と飲み込むしかなかったのでした。

◇ ◇ ◇

自分では当たり前だと思っている価値観でも、もとは誰かから強く押しつけられたものだった、ということがあるのかもしれません。「こうするのが幸せ」「こうあるべき」と言われ続けると、いつの間にかその考えを自分のもののように抱えてしまうこともありますよね。

だからこそ、その価値観を次の誰かに渡す前に、本当に自分が望んでいたことなのか、今の相手にも必要な言葉なのか、少し立ち止まって見つめ直したいですね。


著者:マンガ家・イラストレーター 山野しらす

ベビーカレンダー編集部

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