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有延大夢、新主将が振り返るホーム開幕戦 T.T彩たまの2季ぶり戴冠へ担う“起爆剤”の役割「チームにポジティブなものを」【Tリーグ】

  • 2026.9.5
有延大夢 撮影:SPREAD編集部
SPREAD : 有延大夢 撮影:SPREAD編集部

卓球の「ノジマTリーグ 2026-2027シーズン」は5日、埼玉県の蓮田市総合市民体育館パルシーにて、T.T彩たまと岡山リベッツの試合が行われ、彩たまはマッチカウント1-3で敗れた。

■31歳が単複2点起用で奮闘も敗戦

連覇を狙った昨季はリーグ戦3位、プレーオフではセミファイナルで敗退した彩たま。1勝3敗で迎えた今季のホーム開幕戦で岡山と対戦となり、張本智和に加え、松島輝空が新たに移籍加入し、ダブルエース態勢を敷く相手との戦いとなった。
この試合で2点起用されたのは有延大夢だった。坪井勇磨とのペアで第1マッチに出場すると、松島、松山祐季組を相手に「松島選手のプレーを制限するようなイメージで、戦術を組んだ」と振り返ったように、ダブルス巧者でもある松島の出足を封じた。「お互いに、戦術としてもともと決まっていた部分と、実際の試合の中で変化する部分を確認しながらプレーしていた。そこは今日、すごくよかったと思います」と要所でコミュニケーションも取りながら、11-6、11-9でストレート勝ちを収めた。

坪井勇磨、有延大夢 撮影:SPREAD編集部

鍵を握ったのが、第2マッチのシングルスだった。横谷晟と対峙した有延は、「勝って2-0で次につなげたいという思いがありましたし、僕自身もそれを意識していた」という第1ゲームで2度主導権を握り、11-7で奪取。さらに第3ゲームでは、2-4のビハインドから9連続ポイントで11-4と取り切り、先に王手をかけた。
しかし、第4ゲームで8-10のビハインドから追いつき、タイムアウトを取った後の1本を落とすと、6-6スタートとなった第5ゲームでは横谷に先に流れを握られて敗戦。チームもその後のシングルスを落とし、1036人の観客が詰めかけたホーム開幕戦での白星を逃した。
有延は、2024-25シーズンにはシングルス15勝、ダブルス18勝、2025-26シーズンにはシングルス15勝、ダブルス10勝を挙げるなど、レギュラーシーズン2年連続MVPを獲得。在籍3年目を迎える今季からは主将に就任し、2年ぶりの優勝を狙うチームの屋台骨を担う。
「加入してから、自分の気持ちは変わっていません」と語る31歳は、「自分がチームの起爆剤となって、勝利に貢献できるように。チームにもいい影響、ポジティブなものを与えていきたい」と意欲を示す。さらに、「難しい試合が続くと思うので、そこをどう取り切っていくかは、チーム単位で考えなければいけない」とチームの方向性について語りながら、「一つひとつの試合をいい方向に持っていければ、十分チャンスはあると思っています」と一戦必勝で戦っていく姿勢を示した。
近年は各チームの戦力が分散し、混戦模様を見せているTリーグ男子。その中でT.T彩たまが2季ぶりの戴冠へ存在感を示せるか、注目が集まる。

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