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「私が一番面倒をみた」祖母の高価な遺品を狙う伯母 →「思い出は」見つけた『たった1枚のメモ』に改心

  • 2026.9.5

祖母が亡くなり親族で遺品を整理するも、次々と形見を持ち帰ろうとする叔母。不穏な空気が流れるなか、とある“発見”で空気が一変することに──。筆者の知人の体験談です。

画像: 「私が一番面倒をみた」祖母の高価な遺品を狙う伯母 →「思い出は」見つけた『たった1枚のメモ』に改心

祖母の遺品整理

これは祖母の葬儀を終え、親族で遺品を整理していたときのお話です。

母の2歳年下である叔母が
「これは私がもらうね」
「これもすべて私のものにするから」
とブランドバッグや食器を次々に自分がもらうと主張し始めたのです。

「みんなで相談してからにしよう」
と母が伝えましたが、
「私が一番お母さんの面倒をみたのよ!」
と譲らない叔母。

あまりにも何でも持ち帰ろうとする叔母を見て、『もしかしてフリマアプリで売るのかな?』『そんなにお金に困っているの?』と失礼ながら金銭事情を心配してしまうほどでした。

形見をもらうための争い?

さらに叔母は、祖母が大切にしていた古いアルバムまで持ち帰ろうとするではありませんか!

それは私にとっても、祖母がアルバムにある写真のエピソードを1枚1枚楽しそうに語ってくれた大事な思い出。

だからこそ思わず、
「それだけは置いていって!」
と大声が出てしまいました。

でも叔母も、
「私だってこれが欲しいのに」
「欲張りなこと言わないでよ!」
と怒ってしまい、親族の間に険悪な空気が流れたのです......。

見つけたメモ

そのとき従姉がアルバムを開き、
「おばあちゃん、この写真をみんなで持っていてほしいって」
と1枚のメモを見つけ差し出してきました。

そこには“思い出はみんなのもの”と書かれており、アルバムを見つめ黙り込む叔母。

私もその言葉に、
「みんな仲良くね」
が口癖だった優しい祖母の笑みを思い出しました。

遺品の行方

結局、遺品は叔母が一人占めせずに平等に分けることに。

「お母さんの物が欲しかったわけじゃなくてただただ寂しかったのかも」
と叔母も涙を拭い、その後は親族全員で祖母の思い出を語る尊い時間を過ごすことができました。

体験者の声

身内だからこそ、悲しみや寂しさが怒りや欲張りな態度になって表れることもあります。

モノを取り合うより、故人との思い出を共有するほうが、残された家族にとって大切な財産になるのだと気づかされた出来事となりました。

【体験者:30代・女性会社員、回答時期:2026年8月】

※本記事は、執筆ライターが取材又は体験した実話です。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

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