1. トップ
  2. 『GTO』内山田が嫌いな人へ…。「特別な力なし」で異世界を生き抜く50代副校長の悲哀【作者インタビュー・後半】

『GTO』内山田が嫌いな人へ…。「特別な力なし」で異世界を生き抜く50代副校長の悲哀【作者インタビュー・後半】

  • 2026.8.31
1話/001 (著)藤沢とおる
1話/001 (著)藤沢とおる

あの『GTO』で鬼塚英吉に散々振り回されてきた苦労人・内山田ひろし(副校長)が、なんと主人公に大抜擢?話題沸騰中の漫画『GTU -怒りのDEATH山田-』は、体力も人望もない“普通の中年男性”内山田が、新宿・歌舞伎町から恐ろしい化け物たちがうごめく「死界」へと迷い込んでしまう衝撃の異世界サバイバルだ。

今回は特別試し読みに加え、原作者・藤沢とおるさんへの特別インタビューの後半をお届けする。内山田のイメージが180度変わるかもしれない(!?)衝撃の展開を、インタビューとあわせて楽しんでほしい。

1話/002 (著)藤沢とおる
1話/002 (著)藤沢とおる
1話/003 (著)藤沢とおる
1話/003 (著)藤沢とおる
1話/004 (著)藤沢とおる
1話/004 (著)藤沢とおる
1話/006 (著)藤沢とおる
1話/006 (著)藤沢とおる

Q. 家庭や学校で板挟みになる中間管理職の内山田が、極限状態の異世界で「教育」や「サバイバル」を見せるのかが本作の大きな醍醐味かと思います。内山田のリアクションやアクションを描く際、意識されていることは何でしょうか?

【藤沢】情けない姿を見せることが多い内山田ですが、いよいよ追い詰められたときに教育者としてどう振る舞うかという「ギャップ」にこだわりました。こういう世界観であれば、普通の主人公ならハッタリを利かせて勢いで行けるのですが、内山田は普通の中年男性なのでそれはできない。そういうリアルさを意識して描きました。

そんな普通な内山田の想像を超えるさまざまなハプニングが起きます。そのときに彼がどのような表情をし、どのような反応をするかも見ていただきたいポイントです。

Q. 7月からドラマ『GTO』の放送もはじまり、世間でも再び『GTO』の世界に熱い視線が注がれるタイミングとなりました。長きにわたり愛されるシリーズが、『GTU』という新たな形でさらに広がっていることについて、先生ご自身の率直なお気持ちをお聞かせください。

【藤沢】新しい内山田の物語を描けたことはすごくうれしいです。今回、内山田が行った「死界」は、過去に自分が原作を務めた『ソウルリヴァイヴァー』という作品から生まれたものです。死した者が108の階層を巡り、最深のフロアを目指すという物語だったのですが、まさかそこを内山田先生が辿ることになるとは…(笑)。こういったキャラクターと設定をクロスオーバーできたことも楽しかったです。

Q. 今回の試し読み記事で初めて『GTU』の世界に触れる読者へ向けて、「まずはここを見てほしい!」「このシーンに注目してほしい!」という、序盤の見どころを教えてください。

【藤沢】やはりなんといっても主人公である内山田の悲哀です(笑)。ただのおじさんが冴えない日々を過ごす中、いきなり人智の及ばぬ「死界」なる世界へと飛ばされ、何か特別な力を与えられることもなく、リアルなおじさんとして立ち向かっていく。そんな悲哀とリアルを楽しんでほしいです。今回の試し読み内にもある2話ラストの内山田の表情は多くの方が楽しんでくれたようなのでぜひ見てください!

Q. 最後に、これまで『GTO』シリーズを応援してきたファンの方々、そしてこれから『GTU -怒りのDEATH山田-』を読む新たな読者に向けて、メッセージをお願いいたします。

『GTU』では自分すら知らなかった内山田の一面を楽しく描くことができました。これまでのシリーズを読んでくださった方の中には内山田にネガティブなイメージを持つ人もいると思いますが、そういう方にこそ読んでいただいて少しでも彼を見直してくれるとうれしいです(笑)。ぜひ、ドラマ『GTO』と併せて楽しんでいただければ!

※記事内に価格表示がある場合、特に注記等がない場合は税込み表示です。商品・サービスによって軽減税率の対象となり、表示価格と異なる場合があります。

元記事で読む
の記事をもっとみる

注目コンテンツ