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「みんなで割れば安いよね」去年は私に500円の雑貨を贈った友人から届いた高級財布のページ

  • 2026.8.29
ハウコレ

グループチャットに届いた負担額の提案。返信を打っては消しながら、私は去年もらった小さな紙袋の中身を思い出していました。

通知をひらくと、友人から届いていたのは高級ブランドの財布の商品ページでした。

商品ページに添えられたお願い

学生時代からの友人で、誕生日が近いことは知っていました。ページに続けて届いたのは「この財布が欲しいの」「みんなで割れば安いよね」というメッセージ。値段の欄には15,000円と表示されていました。もう決まっていることの報告のように読めて、私は金額の欄を見直してから、アプリを閉じました。

去年の紙袋を思い出して

頭に浮かんだのは、去年の自分の誕生日でした。友人がくれたのは、雑貨店の紙袋に入った500円のハンドタオル。それ自体はうれしかったし、金額で友情を測るつもりもありませんでした。ただ、そのあと共通の友人を交えた3人のグループチャットが動き出し、共通の友人から「1人7,500円でどうかな」と届きました。やり取りが続くなか、私は友人との個別のチャットを開きました。

予算を伝えた直後の返信

迷った末、私はそこに「ごめん、2人で3,000円くらいにしたいな」と送りました。既読はすぐにつきました。それなのに返信までは長い間があって、届いたのは「誕生日くらい祝ってくれてもよくない?」という一言。責められている気がして、けれど自分が間違っているとも思えなくて、私は途中まで打った返事を消して、その日は画面を閉じました。

そして...

数日おいて、友人から通話の着信がありました。電話の向こうで友人は「自分は去年、無理のないものを選んだのに、今回は予算も聞かなくてごめんね」と話し、私も自分の気持ちを直接伝えられなかったことを謝りました。プレゼントについては3人で話し直し、私と共通の友人が1,500円ずつ出して、3,000円の小物入れを贈ることになりました。ひっかかっていたのは金額の差だけでなく、こちらの予算を聞かないまま負担額を決められたこと。それを言葉にして話せた分だけ、前より少し話しやすい関係になった気がします。

(20代女性・事務職)

本記事は、ハウコレ読者への独自アンケートに寄せられた実体験をもとに制作していますが、個人が特定されないよう、一部設定を変更しています。

(ハウコレ編集部)

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