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【2026年秋冬トレンド】パリジェンヌが愛用する楽&シックな「ジャージードレス」に注目!

  • 2026.8.26
Francesca Babbi

大人になるにつれて疎遠になり、時空の彼方に消え去ったと思っていた友人のことをふと考えた矢先、街でばったり再会した経験はないだろうか。あるいは、覚えたての新しい言葉を学んだ翌日、誰かが会話でその言葉を使っているのを聞いたことはないだろうか。それは既視感(デジャブ)とは少し違う、奇妙で不気味な偶然の一致のような感覚だ。

ファッションの世界でも、これと同じことが常に起きている。一度目にして何気なく聞き流したものが、再び(そして何度も)目の前に現れるのだ。そして今夏、その最たる例として頭に浮かぶのがジャージードレスだ。

Vincenzo Grillo

猛暑に見舞われたパリでは、今夏前半に開催されたメンズウェア・コレクションのストリートスナップで、ボートネックのドレスに、ベルトでウエストを強調した着こなしや、変形したシルエットの1着など、多くのファッショニスタたちが暑さをしのぐためにさジャージードレスをまとっていた。

一方、もっとも煌びやかで豪華とされるオートクチュールコレクションでも、ジャージードレスを着用するゲストが数多くいた。スパンコール生地ではなく、心地よく通気性のよいジャージー素材を、オートクチュールで見られる時が来るとは。

Vincenzo Grillo

それを証明したのは、ヴェロニカ・ハイブルンナーだ。彼女は、くるぶしを通り越すほどの長さのオフショルダー・ジャージードレスから、こだわりのシューズであるパデッドタイプのビーチサンダルをのぞかせたスタイリングを披露。夏の終わりの夕べに、これ以上に快適なコーディネートが存在するだろうか。

ノンシャランかつシックなドレスは「ソフトパワードレス」と呼ばれ、息苦しさを感じることなく着用できる。特に立体的なシルエットのミディ丈は、仕事中でも快適に過ごせる優秀なアイテムだ。

ダイアン・フォン・ファステンバーグが1974年に象徴的なラップドレスを生み出したとき、それは女性たちにファッショナブルでありながら、同様に重要な機能性を兼ね備えた服を着る自由を与えた。そして、現在もDVFはラップドレスを提案し、ブランド特有のシルクジャージー素材が使用されている。

ダイアン自身が「私たちのジャージー生地は身体のラインを美しく補正し、第二の皮膚のように機能します」と語るように、柔らかさとサポート力を兼ね備えた素材により、シックな見た目と実用性のどちらも約束する。

ジャージードレスは、裾の長さやシルエット、スタイリング次第で、セクシーにも、シンプルにも、スポーティにも変化する。トーテムのVネックマキシドレスはエレガントで流れるようなドレープを描き、足首のあたりまで優雅に落ちる。フラットなレザーサンダルを合わせればオフィス仕様になり、ヒールミュールとつば広ハットに掛け替えれば、そのまま結婚式にも出席できる。

ミディドレスに魅力を感じたいなら、リフォーメーションのホルダーネックが最適だ。存在感のあるバングルを重ね付けすれば、70年代風のムードを演出できる。一方、カルマイヤーのギャザー入りジャージードレスは、理想的なキャンバスとなる一着だ。

この夏、ずっと暑さに悩まされてきたのなら、ジャージー素材のソフトパワードレスこそが救世主になるかもしれない。

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