1. トップ
  2. スポーツ
  3. 顔面骨折で倒れた"敵"投手のため、韓国プロ野球監督がベンチを空けた理由

顔面骨折で倒れた"敵"投手のため、韓国プロ野球監督がベンチを空けた理由

  • 2026.8.24

韓国プロ野球(KBO)で、相手投手の負傷を巡る指揮官の行動が注目されていると、韓国メディア『マネートゥデイ』が報じた。8月14日に行われたロッテ・ジャイアンツ対NCダイノス戦で、NCの投手イム・ジミンが打球を顔面に受けて倒れる事故が発生。その際に、ロッテのキム・テヒョン監督が見せた行動が、大きな反響を呼んでいる。

打球が顔面直撃、グラウンドに救急車

9回裏2死一塁、ロッテのレイエスが放った打球が、不運にもイム・ジミンの顔面を直撃した。イム・ジミンはその場に倒れ、すぐに起きることはできなかったという。打球を飛ばしたレイエスも、ヘルメットを脱いだまま苦痛な表情をしていた。出血が確認されるほどの負傷で、試合はすぐに中断された。医療スタッフやNCのトレーナーらがマウンドに出て、状態を確認した。

その際に、NCのイ・ホジュン監督らだけでなく、ロッテのキム・テヒョン監督もベンチを離れ、マウンド付近で状態を見守った。事故発生から約2分後には救急車がグラウンドに入り、イム・ジミンは病院へ搬送された。キム監督は救急車が去るまで、その様子を最後まで見届けてから、ダグアウトに戻ったという。

下顎骨粉砕骨折、復帰時期は未定

画像: 下顎骨粉砕骨折、復帰時期は未定

NCによると、イム・ジミンは精密検査の結果、下顎骨粉砕骨折と口腔内の裂傷と診断されたと発表。口内の裂傷については15日に縫合処置を受けたあと、8月18日に釜山の東亜大学校病院で下顎骨粉砕骨折の手術を受けた。21日に退院し、その後も治療を継続しているが、具体的な復帰時期は回復の経過を見て判断するとしている。

互いに勝利を目指す真剣勝負の世界だが、重傷を負った相手選手を最後まで見守ったキム監督。同メディアも「この瞬間だけはみんなが一つだった」と伝えており、球団の垣根を越えた行動が韓国で注目を集めた。

元記事で読む
の記事をもっとみる

注目コンテンツ