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森香澄「結婚はしたい」求めるのは“凪”のようなパートナー、藤本美貴に勇気づけられた言葉も明かす

  • 2026.8.23
森香澄
ABEMA TIMES

2023年3月にテレビ東京を退社して以降、フリーアナウンサーとして活動する森香澄。現在はアナウンサーという枠に留まらず、女優、タレント、グラビアなど幅広いジャンルで活躍している。

【映像】森香澄がMCとして出演した婚活番組

スタジオMCを務めたABEMAの婚活リアリティーショー『時計じかけのマリッジ』も話題となった。そんな森自身は結婚についてどのような考えを持っているのか。結婚観などに迫った。

「結婚生活では凪のような毎日を送りたい」『時計じかけのマリッジ』で感じたこと

森香澄
ABEMA TIMES

――『時計じかけのマリッジ(以下、とけまり)』はSNSを中心に話題となりました。スタジオでVTRをご覧になって、学んだことはありましたか?

私は「IBJ(日本結婚相談所連盟)」の婚活アンバサダーをやらせてもらっていることもあり、婚活というものを身近に感じています。それこそ年齢も30歳を超えていますし、周りには結婚している人も多い。各所で実体験を聞いてきた中で、やはり結婚するとなると、“相手にさらけ出す覚悟がないといけない”と感じていたのですが、『とけまり』を見てその思いは強まりました。

結婚前にお互い価値観を曝け出さないと、結婚してから色んなことが発覚することになりますよね。『とけまり』の出演者のみなさんはVTRを見ていても、お相手とのすり合わせが早かったです。

「一緒に住んだらどんな風に過ごしたい?」など、早い段階で聞いていましたが、やっぱり早めに考えを聞いておくことは大事だと思いました。婚活といえど、まずは恋愛からなので、相手にどう思われるかを気にすることももちろん大事ですが、結婚を見据えるとなると“人として合うかどうか”がやっぱり重要になってくるというか。

改めて『とけまり』は男女の恋愛を超えた部分を描いた番組だったように思います。

――「結婚する前にここは必ず抑えておきたい」と思ったことはありましたか。

私は清潔感のポイントにズレがないかということ。「これは清潔である」という基準がお互いあまりにもかけ離れていると難しそうです。

――大体の夫婦は、同じ家で一緒に生活するわけですもんね。

そうですね。2つ目は金銭感覚。感覚が同じじゃなくてもいいと思っているんですけど、お互いの金銭感覚を理解していることは必要だなって。やっぱり生活する上でお金は大事ですし、子供を作るとなった時に、そこの価値観が大きくズレていると厳しいのかなと思います。

あとは情緒が安定していることですね。私は結婚生活では凪のような毎日を送りたいんです。激動は要りません(笑)。

理想のパートナー像は?「ちょっと口下手ぐらいの方が良い」

森香澄
ABEMA TIMES

――森さんの理想のパートナー像に変化はありましたか?

『とけまり』を観て思ったのは、男女で結婚に対してのモチベが全然違うということです。「結婚したい」と一概に言っていても、男性の考えている“結婚したい”と、女性の持っている“結婚したい”という気持ちの熱量が全然違っていたりするなって。

例えば、その先に子供を産んで家庭を作ることを見ている女性と、まだそこまで具体的には考えていないけれど、“いつか結婚したいよ”を「結婚したい」と言ってしまう男性とはやはり熱量に差がありますよね。

これは男女が逆転する場合ももちろんあって、いずれにせよ“結婚は具体的にいつまでにと考えているの?”と相手に聞ける人じゃないと、交際から結婚までスムーズには進まないというのを学びました。

――自分の気持ちを言葉にするのが苦手な人もいると思います。だけど、本当に結婚したいのならば、しっかりと確認し合う作業は避けて通れないということですね。

そうですね。でも私は一概に言語化が上手い人が良いと思っているわけではなくて。むしろ私、言語化が上手すぎる人はちょっと苦手なんです。だって論破されるじゃないですか(笑)。口が上手すぎても嫌で、なんならちょっと口下手ぐらいの方が良いと考えていて。

私の中で言語化力は大事ではなくて、私が聞いたことに対して真摯に答えてくれれば問題ないと思います。

――森さんは言語化が上手そうです。

どうですかね(笑)。私は結構、感情に支配されることが多いんです。なので、相手は情緒が安定している人が良いんですよ。私はめっちゃ怒った30分後に、「さっきあんな風に言っちゃったけれど、今は美味しいもん食べて幸せだね」みたいなことを言ってしまうタイプで(笑)。

――なるほど(笑)。自身のそういった面を知っているからこそ、受け止めてくれる人(=情緒が安定している人)が良いと。

その通りです(笑)。

局アナ時代の経験が糧に「バランサーなところがあると気づきました」

森香澄
ABEMA TIMES

――ABEMAは今年4月に開局10周年を迎えました。10年前、森さんは大学生で、そこからテレビ東京に入社し、現在はフリーアナウンサーとして活躍されています。振り返ってこの10年間のご自身の1番の変化はどんなところだと感じていますか。

元々、性格上、わりとバランサーなところがあると気づきました。局アナは職業の性質上、番組を制作する上で、バランスを取らなくちゃいけない立場だったので、その点では元々の性格がすごく活きたと思います。今はフリーとしてお仕事させてもらっていますが、現在もバランスを取ってしまうタイプ。でも、それは引き続きお仕事に活きていると思っています。

例えば“番組に出ます”となった時も、“自分はどういう立ち位置で呼ばれているんだろう”という制作の意図を感じ取ります。フリーになったからには思い切り個性を出すという手段もあるのかもしれませんが、私は求められた役割に徹することがあまりつらくないんです。つまり自分を押し殺しているという感情は皆無。そういう部分は局アナ時代から一貫しているというのは、最近になって気づきました。

結構、人の顔色を伺っちゃうタイプで、それこそ学生時代は自己分析が出来ていなかったと思います。就活を機に自己分析をして、アナウンサーとして表に出て、周りからも色々言われるようになって、さらに自己分析……それからフリーになって、もっと様々なことを言われるようになり、また自己分析をして、そういうのを繰り返している感じですね。

お仕事もプライベートも突き進みたい

森香澄
ABEMA TIMES

――フリーになられてから、アナウンサー業だけじゃなく、グラビア、ドラマ、バラエティなど幅広く活躍されていますが、環境が変わったことでお仕事に向き合うマインドやモチベーションに変化はありましたか。

オファーしていただけることのありがたみはすごく感じます。それこそ10年前はセントフォースという事務所に入って学生キャスター的な活動をしていました。そんな中でいろんなテレビ番組のオーディションを受けていたんですが、1個も受からなかったんです。

そういうのを経験しているので、今のオファーがいただける状況はありがたいと感じながら仕事が出来ています。局アナ時代は会社員なので、それこそ会社員相応にお仕事がありましたが、今は全然当たり前じゃないと思っています。1回で“さようなら”になることもあるし、「また一緒に仕事がしたいです」と言ってもらえることもあります。厳しい世界だというのは、やり甲斐に繋がっていますが、やっぱり学生時代にオーディションに立て続けに落ちた過去があるからこその、感情もあるんだと思います。

――その上で本当に様々なお仕事に挑んでいますよね。

そうですね。ただ、基本的には楽しいと感じることをやっているんです。お仕事をしているという感覚はあんまりなくて、基本的には“どんな選択をしたら楽しく過ごせるか”を考えるタイプ。ギャラの高さとかタレントとしての見え方を気にするのではなく、ワクワク度を重要視するというか。「忙しいから病んじゃう時ない?」などと心配されることもありますけど、基本的には楽しく活動が出来ています。

もちろん、睡眠不足とかで物理的にしんどい時はたまにはありますけど、精神的に参っちゃって、みたいなことはないですね。

――結婚についてはどのように考えていますか?

結婚はしたいと思っています。ずっと結婚願望はありますし、周りもどんどん結婚していますから、“いいな”と思うこともあります。ただ、私はフリーになってからそこまで月日が経っていないので、やりたいこともまだまだたくさんあるんです。

そんな中で、この前、ミキティさん(藤本美貴)とご一緒する機会があったんですけど、ミキティさんが「“女性は子育てや家事があるから、したいことがなかなかできない”などの論調があるけど、そうではなくて“やりたいと思ったことをやるんだよ”」と仰っていて。

すごくカッコいいなと感じましたし、私もそのマインドで“全部両立できる”と信じて突き進めば、確かに出来ないことはないなと思いました。これからもいろんな人の力をお借りしながらお仕事もプライベートも突き進んでいきたいですね。

テキスト・インタビュー:中山洋平、撮影:藤木裕之

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