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10代で日本代表デビュー!その後「W杯」にも出場した早熟の天才7人

  • 2026.8.22

サッカー界では若手選手が脚光を浴びがちだ。将来性はそのままファンの期待となり、10代でプロの舞台に足を踏み入れて活躍した者は、メディアですぐにスターのような扱いを受けるものだ。

しかしながら、サッカー界の動きは激しいもので、10代で大ブレイクしながらもその後フェードアウトしてしまう「元・天才」も少なくない。

今回は「日本代表に10代でデビューしてワールドカップという大舞台に辿り着いた」選手たちを7名紹介する。

小野伸二(引退)

画像1: (C)Getty Images
(C)Getty Images

デビュー:18歳186日(1998年4月1日 対韓国戦)

引退まで天才の名をほしいままにした小野伸二だが、その名声は幼少期から轟いていた。

ユース年代から世界大会を経験し、プロ入りした浦和レッズでも高卒1年目とは思えない圧巻プレーを見せつける。そんな早熟の逸材を当時の岡田武史監督は見逃さず、ワールドカップ初出場を控える日本代表に電撃招集した。

そして1998年4月1日、韓国代表とのワールドカップ共催記念試合でデビュー。同年行われたフランスW杯のメンバーに入り、グループ第3節ジャマイカ戦で途中出場を果たしている。

小野はその後、ヨーロッパの舞台でもその才能を発揮。日本代表としても2002、2006年大会と3大会連続でワールドカップ出場を果たした。

冨安健洋(クリスタル・パレス)

画像2: (C)Getty Images
(C)Getty Images

デビュー:19歳341日(2018年10月12日 対パナマ戦)

アビスパ福岡が生んだ最高傑作であり、日本歴代最高レベルのポテンシャルを持つ冨安。

“アジアの壁”と呼ばれた井原正巳監督の抜擢を受け、公式戦デビューしたのは高校2年生だった2015年のこと。翌年にはトップチームへ昇格し、スケールの大きなプレーで注目の的となった。

2018年1月には、10代にしてベルギー1部シント=トロイデンへ。ヨーロッパで出場機会を確保し始めたタイミングで日本代表に初招集され、同年10月に行われたパナマ代表との親善試合でデビューした。

アーセナル移籍後は怪我に悩まされる時間が長かったものの、2022年大会はハムストリングの負傷を抱えながらドイツ戦、スペイン戦の金星に貢献。さらに2026年大会もギリギリで復帰を果たし、1年8ヶ月ぶりの代表の舞台で活躍。そのポテンシャルの高さを改めて感じさせた。

香川真司(セレッソ大阪)

画像3: (C)Getty Images
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デビュー:19歳89日(2008年5月24日 対コートジボワール戦)

37歳になった香川真司は現在、デビューした古巣のセレッソ大阪で奮闘している。

デビュー当時は、同期の“天才”柿谷曜一朗のほうが注目度は高かった。しかし柿谷が伸び悩むのをしり目に頭角を現すと、2008年に19歳で日本代表デビュー。

その後、2010年ワールドカップは落選の憂き目にあったものの、その悔しさを糧にドルトムントで衝撃的な活躍をみせ、日本代表にも欠かせない選手となった。

そして日本代表の誉れ高き10番として2014、2018年ワールドカップに連続出場。これまで代表史上6番目となる31ゴールを記録している。

内田篤人(引退)

画像4: (C)Getty Images
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デビュー:19歳305日(2008年1月26日 対チリ戦)

クラブ史上初となる高卒ルーキーでのスタメン出場を果たすなど、プロ初年度から常勝・鹿島アントラーズでポジションを掴んだ内田篤人。

“調子乗り世代”の一員で2007年U-20ワールドカップでも活躍し、その翌年2008年1月のキリンチャレンジカップ・チリ戦でA代表デビューした。

アイドル顔ですぐに国民的な人気を得たが、出場が確実視された2010年ワールドカップでは屈辱も。メンバーにも選出されたものの体調不良もあり出場ゼロに終わった。

しかしアルベルト・ザッケローニ監督就任後は再びレギュラーに返り咲き、アジアカップ2011では優勝に貢献。迎えた2014年ワールドカップでは本大会では全試合先発フル出場を果たしている。

市川大祐(引退)

画像5: (C)Getty Images
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デビュー:17歳322日(1998年4月1日 対韓国戦)

今なお日本代表の史上最年少の記録を持っているのが市川大祐だ。

清水生まれ、清水エスパルスのジュニアユースから育った生え抜きの右サイドバックは、1998年3月に17歳でプロデビュー。その直後、プロ2試合の出場ながら日本代表へ初招集された。

そして1歳年上の小野伸二とともに4月の韓国戦でデビュー。そのままフランス大会の候補メンバー25名に選ばれたが、最終選考で三浦知良、北澤豪とともに落選し、本大会出場はならなかった。

その後オーバートレーニング症候群を発症し、ワールドユースやシドニー五輪などの出場を逃した。それでもフィリップ・トルシエ監督の評価は高く、2002年の日韓ワールドカップに出場している。

久保建英(レアル・ソシエダ)

画像6: (C)Getty Images
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デビュー:18歳5日(2019年6月9日 対エルサルバドル戦)

久保建英は、市川大祐に次ぐ歴代2番目の早さで日本代表デビューを飾っている。

少年時代から神童と騒がれ、スペインのバルセロナへ。クラブがFIFAの制裁を受けたため帰国を余儀なくされたが、Jリーグで圧巻のプレーをみせた。

ヨーロッパへの復帰が囁かれる中、2019年に日本代表へ初招集。同年6月9日に行われたキリンチャレンジカップ・エルサルバドル代表戦でデビューを果たした。代表でのデビュー直後、かつてバルセロナへ在籍した久保はその宿敵レアル・マドリーへの“禁断の移籍”を発表している。

その後はマジョルカやビジャレアル、ヘタフェへのローン移籍を経てレアル・ソシエダへと完全移籍。日本人選手にとって「難関」と言われていたラ・リーガで継続的に活躍を見せ、代表にも定着した。

しかしワールドカップでは不運が続いており、2022年大会は体調不良のため出場機会が限られ、2026年大会はオランダ戦での怪我によってそれ以降の試合ではプレーできなかった。

鈴木彩艶(パルマ)

画像7: (C)Getty Images
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デビュー:19歳332日(2022年7月19日 対香港戦)

日本代表のゴールマウスを若くして託された鈴木彩艶も、10代でA代表デビューを果たし、ワールドカップへたどり着いた選手だ。

浦和レッズでは西川の控えの立場であったが、190センチのサイズと抜群の身体能力、強烈なキックを備え、東京五輪でも日本代表メンバーに選ばれるなど、10代の頃から有望株だと見られていた。

A代表デビューは2022年7月19日のEAFF E-1選手権・香港戦。当時19歳で先発し、日本の6-0勝利に貢献した。

ただ、そこからすぐ代表の正GKになったわけではない。2024年アジアカップでは正守護神として起用されながらミスを批判される厳しい経験も味わった。

しかし海外移籍をへて大きく成長。シント=トロイデンを経てイタリアのパルマへ移籍すると、世界最高峰のストライカーたちと対峙するセリエAで経験を積み、シュートストップだけでなくクロスへの対応や判断力、ビルドアップにも磨きをかけた。

23歳で迎えた2026年大会では、日本の守護神として念願の大舞台に立った。チームはラウンド32で敗退となったものの、彼が見せた数々のプレーは世界的に高く評価された。

※選出基準は、各選手の実績に基づきながら筆者またはメディアの主観的判断も含んでおります。

筆者:石井彰(編集部)
画像提供:Getty Images

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