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「そういう服は、やめてほしいって」学生時代、幼なじみ越しに届いた言葉。だが、大人になって感じた気持ちとは

  • 2026.8.15

本人ではなく、いつも友達から聞いていた

学生時代、同じクラスに、私のことを気にかけてくれている男の子がいました。

とはいっても、本人から「好き」と言われたことはありません。

彼は人前であまり話すタイプではなく、私と目が合っても軽く笑うくらい。

代わりに、彼の幼なじみで、私とも仲の良かった女の子が、ときどき彼の話をしてきました。

「あの子、あなたのこと気になってるみたいだよ」

最初に聞いたときは、少し驚きました。

でも、私は彼を嫌いではなかったものの、恋愛対象として意識することはありませんでした。

「そうなんだ。でも本人からは何も言われたことないよ」

私がそう返すと、友達は苦笑いしました。

「昔から、自分のことになると急に言えなくなるんだよね」

幼なじみだから放っておけないらしく、彼に頼まれたというより、友達自身が少し背中を押していたようでした。

だんだん、伝言の内容が変わっていった

しばらくすると、友達から聞く内容が少し変わってきました。

当時の私は、流行していた少し肩の出る服を着たり、休み時間に男女関係なく友達と騒いだりしていました。

ある日、友達が言いにくそうに声をかけてきました。

「あの子がさ、そういう服、ちょっと心配だって」

別の日には、

「他の男子とあんまり仲良くしてると、見てて落ち着かないみたい」

とも言われました。

私は少し引っかかりました。

「でも、付き合ってるわけじゃないし、そこまで言われることなのかな」

友達もすぐにうなずきました。

「うん。それは私もそう思う。だから、これはそのまま従わなくていいからね」

その言葉を聞いて、少し安心したのを覚えています。

彼が私を心配したり、他の男子に嫉妬したりしていたこと自体は、今なら理解できます。

ただ、その気持ちを理由に、私の服装や付き合う相手まで変えてほしいと言われるのは、やはり違うとも感じていました。

今なら、気持ちと行動を分けて考えられる

卒業後、彼とは自然に疎遠になりました。

大人になってから学生時代を思い返すと、あの頃の彼は、私をどう扱えばいいのか分からなかったのだろうと思います。

好きだから心配になる。誰かと仲良くしていれば嫉妬する。でも、それを直接伝える勇気がなくて、幼なじみにこぼしてしまう。

そう考えると、不器用な人だったのだとは思います。

ただ、だからといって、当時感じた窮屈さまで間違いだったとは思いません。

相手を好きな気持ちと、相手の行動を自分の希望どおりに変えてほしいという気持ちは、同じではないのでしょう。

あのとき私は、彼の気持ちに応えませんでした。それでよかったと思っています。

それでも今では、あの伝言の向こうに、うまく言葉にできなかった彼なりの好意があったことだけは、静かに受け取れるようになりました。

※本記事は、GLAMが独自に実施したアンケートで寄せられた40代女性読者の体験談をもとに、プライバシーに配慮し、人物・状況・会話表現などを一部編集・再構成して記事化しています。

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

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