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ギレルモ・デル・トロや片山慎三ら映画人もヨン・サンホ監督作『顔 -かお-』を大絶賛!コメント入りポスターも到着

  • 2026.8.13

韓国を代表する世界的ヒットメーカー、ヨン・サンホ監督が、念願の企画を実現させた衝撃的なサスペンス・ミステリー『顔 -かお-』が8月28日(金)より公開される。このたび、ヨン・サンホ監督が人間の残酷な本質を生々しいリアリティをもって描き出した本作の物語に、ギレルモ・デル・トロ監督や日本の映画人たちから絶賛のコメントが到着。さらに、コメント入りポスターも完成した。

【写真を見る】1970年代の韓国を思い起こさせるデザイン…映画人やクリエイターなど16名のコメント入りポスター

『新感染 ファイナル・エクスプレス』(16)の世界的な成功によって一躍脚光を浴びたヨン・サンホ監督は、いまや韓国のコンテンツ産業を牽引するヒットメーカーの1人として、国内外から注目を集める存在だ。Netflixのオリジナル・シリーズ「地獄が呼んでいる」「寄生獣 -ザ・グレイ-」でも話題を呼ぶ一方、独立系のアート・アニメ作家としてキャリアをスタートさせたヨン・サンホ監督は、社会と人間の暗黒面を鋭くあぶり出す特異な作家性の持ち主でもある。

そんな独自の世界観と作風で知られる鬼才が『新感染 ファイナル・エクスプレス』以前から構想していた企画に挑んだ最新作『顔 -かお-』は、2018年に発表した自身初のグラフィックノベルの映画化作品となる。2025年の第50回トロント国際映画祭「スペシャル・プレゼンテーション」部門におけるワールドプレミアで大反響を巻き起こし、韓国を代表する映画賞の青龍賞では作品賞、監督賞、脚本賞、主演男優賞など10部門のノミネートを果たした。自らの原点に立ち返ったヨン・サンホ監督が、まさしく“本当に作りたかった”プロジェクトを実現させた衝撃のサスペンスミステリーである。

主人公ドンファンとその父親ヨンギュを演じたパク・ジョンミン、クォン・ヘヒョは、ともにヨン・サンホ監督の過去作品に出演した経験を持つ実力派俳優。とりわけ『ただ悪より救いたまえ』(20)、『密輸 1970』(23)などにも相次いで出演しているパク・ジョンミンは、本作で韓国のゴールデングローブ賞とも呼ばれる第62回百想芸術大賞で、『しあわせの選択』(24)のイ・ビョンホンなどを抑え最優秀演技賞を受賞。1970年代の回想シーンに登場する若き日のヨンギュとその息子を1人2役で体現し、迫真の演技で観る者を圧倒する。また謎めいたヨンヒに扮するのは、ヨン・サンホ監督の前作にあたるNetflix映画『啓示』(25)で鮮烈な印象を残したシン・ヒョンビン。物語のキーパーソンでありながら“顔”が覆い隠されたこの異色のキャラクターが、観客の好奇心と想像力をかき立て、映画への没入感を高めている。

2025年の第50回トロント国際映画祭「スペシャル・プレゼンテーション」部門におけるワールドプレミアで大反響を巻き起こし、韓国を代表する映画賞の青龍賞では作品賞、監督賞、脚本賞、主演男優賞など10部門のノミネート。韓国国内で上映がスタートすると口コミが広がり、独立系映画では異例の100万人動員を達成する大ヒットとなった本作。ひと足先に本編を観たデル・トロ監督や日本、韓国の映画人、劇場関係者を始め各界から絶賛するコメントが到着した。

ヨン・サンホ監督がエグゼクティブ・プロデューサー兼脚本を担ったNetflixシリーズ「ガス人間」で監督を務め作品づくりをともにした片山慎三監督は「ラストの『顔』が観客に真実を突きつける。心が裸にされたような感覚になりました」とコメントを寄せ、石井裕也監督は「人の顔=極上のサスペンスが堪能できるすばらしい映画」と称賛するなど、新たなヨン・サンホの作品が見られると映画人たちをうならせた。また、本作は殺害された人物の顔が秘められたままその死の真相に迫っていき、人間の深層心理に深くはたらきかける作品ということで精神科医の名越康文も本編を鑑賞し「こんな不思議な映画がかつてあっただろうか。たった2時間足らずで、自分の感覚、知性、美意識さえも深い混沌のなかに投げ込まれていることを、あなたは思い知るだろう」と心理的サスペンスとしても絶賛声を寄せている。

総勢16名によるコメントが到着し、コメント入りのポスターもあわせて解禁。劇中では1970年代の韓国の高度成長期の頃まで遡ることから、ポスターも当時を思いおこさせるデザインとなっている。そして、中央には「炎上寸前のタブー、剝き出しの本音と嘘。その顔は、絶対に言わないでください―。」というコピーも。ヨン・サンホが描く人間の剝き出しの本音と嘘とは!?

【写真を見る】1970年代の韓国を思い起こさせるデザイン…映画人やクリエイターなど16名のコメント入りポスター [c]2025 WOWPOINT, ALL RIGHTS RESERVED.
【写真を見る】1970年代の韓国を思い起こさせるデザイン…映画人やクリエイターなど16名のコメント入りポスター [c]2025 WOWPOINT, ALL RIGHTS RESERVED.

衝撃的なラストシーンは「最も罪深く、醜いのは誰なのか?」という問いを観客に突きつける。他言厳禁のその顔を覗く勇気はあるだろうか。ヨン・サンホ監督が本当に撮りたかった衝撃的なサスペンス・ミステリーを、ぜひ劇場で体感してほしい。なお、このコメント入りポスターは上映劇場(一部劇場を除く)にて掲出予定だ。

<コメント>

●ギレルモ・デル・トロ(映画監督)

「『顔 -かお-』は家族ドラマでありミステリー映画だが、その全てを網羅するこれ以上ない完成度を誇る傑作だ。その優雅な語り口は、例えるなら派手な花火のように炸裂する『新感染 ファイナル・エクスプレス』とは対照的に、精巧かつ詩的な感性によって完璧な美を生み出している」

●片山慎三(映画監督)

「目が見えないものだからこそ持ってしまった『美への執着』起こす悲劇。会ったこともない母の面影。目が見えない父の裏の顔。本当に醜いのは誰なのか?顔というタイトルに込められた、美しいものが正しいとされる世の中に疑問を投げかけるテーマ性を感じました。ラストの『顔』が観客に真実を突きつける。心が裸にされたような感覚になりました。ヨン・サンホ監督の新しい一面が観れて嬉しかったです!ぜひ劇場で観ていただきたいです」

●石井裕也(映画監督)

「最初から最後まで、人の顔を見つめ続けられる。顔は、実に面白い。本音と嘘と演技が目まぐるしく顔に現れては、消えていく。人の顔=極上のサスペンスが堪能できる素晴らしい映画」

●小島秀夫(ゲームクリエイター)

「白骨死体で発見された母の“顔”を探すミステリー。様々な人々の“盲目”と、40年間、隠蔽されてきた“貌”に向き合う。流行りの“ルッキズム”とは異なる、“盲目”の現代人に警鐘を鳴らす映画だ。そして、ホラー映画でしか見たことのないヨン・サンホのもうひとつの“貌”にも驚かされる。彼に対してもまた“盲目”だったと。“怪物(モンスター)”の出てこない映画で、彼は『真の怪物は? 真に醜い存在は?』を問いかける」

●名越康文(精神科医)

「こんな不思議な映画がかつてあっただろうか。たった2時間足らずで、自分の感覚、知性、美意識さえも深い混沌の中に投げ込まれていることを、あなたは思い知るだろう」

●レイザーラモンRG(芸人)

「炎上しそうなセリフ、設定、人物ばかりなのに『話が面白い』が勝ってる!コンプライアンスがどうこう言っている我々に『甘えんな!私達は小細工せず勝ったぞ!』って言われた気分…そして最後のシーンについて語り合いたい、早くいいたい~!なので少しでも多くの方に見ていただきたいです!」

●キム・シンロク(俳優)

「非常に興味深く、圧倒的な没入感!しかし同時に本作は、観客に対して鋭く、哲学的に『美と醜』を問いかける」

●チェ・ヒソ(俳優)

「『美しさ』とは一体何なのか――。胸を去らない数々の思考と、深い感動に満たされながら、私は席を立ちました。この映像体験をぜひ劇場で目撃してほしい」

●パク・ソリョン(作家)

「魂が宿る洞窟を“顔”と呼ぶのだという。そこには、なんと暗い深淵が広がっているのだろう」

●ヒューマントラストシネマ有楽町 支配人

「主人公と一緒にミステリーを追いながら、『醜さ』は人に何をもたらしてしまうのか、思いを巡らせました。他者の視線を過度に内面化してしまうことは、現代社会にも通底する問題だと感じます。虐げられた人間の抱えた痛みや内面を、目を背けずに描いた、見応えのある作品でした」

●ヒューマントラストシネマ有楽町 スタッフ

「現代のルッキズム社会に衝撃を与える作品であり、自分自身の気づきたくない部分に直接触れてくるような感覚に陥りました。観る人によって作品の捉え方が変わると思います」

●新宿武蔵野館 支配人

「『顔 -かお-』を観て考えていました。いまこの文章を読んでいるあなたも、今この文章を書いている私も、お互いの顔を知りません。それがどれほど重要なことなんでしょうか。辞書で『顔』の意味を調べてみると『頭部の全面。目・鼻・口などのある部分。』と書いてありました。どうやらそれだけではないということが、この映画を観てはっきりとわかりました。『顔』の意味。わかったら教えてください。私も考えます」

●伏見ミリオン座 劇場支配人

「真実へと少しずつ迫っていく緊張感の中、気づけば自分が無意識に持っている偏見や先入観まで試されている。そんな体験ができる作品。一瞬たりとも予想通りには進まない韓国映画の底力を見せつけられた一本だった」

●京都シネマ スタッフ

「人生の重要な決断も、愛も、怒りも、他者の視線に支配されてしまうことに対するやるせなさが充満する。美醜への偏見が生む暴力と、その連鎖に囚われた人々の恐ろしさを見つめた、『新感染 ファイナル・エクスプレス』とは趣を異にする、重厚で哀しいサスペンスでした」

●広島サロンシネマ 支配人

「パク・ジョンミンの演技に圧倒されました!冒頭からクライマックスまで一気に魅せる没入感がすごい!社会と心の闇に切り込む、ヨン・サンホ監督最高のサスペンス!ぜひスクリーンでご覧いただきたいです」

●桜坂劇場 支配人

「彼女の『顔』は、虚飾の仮面を簡単に剥がし、醜い本性をあらわにする。『あいつには何したっていい。だってすっごく醜いんだもん。』輪の中にいるうちに皆がそう思うようになる。そして全員すっごく醜い顔になる」

文/山崎伸子

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