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WAVEアプリ徹底検証! インカムメーカーの壁は、もうない。

  • 2026.8.11

インカムはメーカーが違うとつながらない——そんな前提が、いま変わりつつある。ツーリングの現場では、機種もブランドもバラバラ。それでも同じ時間を共有し、会話するための方法はあるのか。今回はSENAのWAVEアプリを使い、複数メーカーのインカムを実際に接続して検証。ライダーの通信に求められるものが何か、その答えを探る

WAVEアプリ徹底検証!インカムメーカーの壁は、もうない。

インカムはメーカーが違うとつながらない││そんな常識は、いま大きく変わりつつある。今回、SENAのWAVEアプリを使い、SENA 60Sを中心にB+C O M SB6X、さらにはワイヤレスイヤフォンを含めた環境でも機種も異なる状況を作り、実際に通話検証を行った。

結論から言えば、メーカーや機種が異なっても通話は問題なく成立する。ただしその聞こえ方は一定ではなく、機種ごとのマイク性能やノイズキャンセル機能、さらに走行中の風切り音といった環境音によって印象は変化した。例えば60Sの声はクリアに聞こえる一方、他社インカムではやや距離を感じたり、イヤフォンでは声が強調される傾向も見られた。

つまり音質は〝揃うものではない〞が、それでも会話は成立するというのが実際の印象だ。今回の検証を通して見えてきたのは、通話のしやすさは「機種性能」「環境音」「電波状況」という3つの要素のバランスで決まるという点である。この合計点によって聞こえ方は大きく変わるが、WAVEはその条件の中でも安定して会話を成立させる手段として機能していた。実際、聞こえが悪い機種・環境もあったが、その場合通話できないのはその機種だけで、ほかのメンバーは問題なく通話ができていた。

また、WAVEはスマートフォンアプリであるため、ツーリングの集合前から仲間と会話をしたり、家にいる家族と位置情報を共有しながら通話するといった使い方もできそうだ。これらは従来のインカムにはなかった自由度といえるし、この仕組みが特定メーカーに依存しない点も大きな利点である。

そして、数カ月前に試した際にはラグが気になる場面もあったが、今回の検証ではその遅延はなく、実用上ほとんど気にならないレベルだった。まだ発展途上の技術ではあるが、アップデートによって着実に完成度を高めている印象だ。

WAVEによって、ライダー同士のコミュニケーションはより自由なものへと広がっていく。

違うインカムでも、本当に通話できるのか?

LINEは非常に便利なインフラだが、個人の連絡先としての意味合いも強い。そのため、初対面のライダーと気軽に交換するのは少しハードルがある。WAVEはアプリ内で接続する仕組みのため、個人情報を共有する必要がなく、ライダー同士が気軽につながれる。

異なる機種、場所で検証!

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